菅義偉前首相の沖縄政策の取り組みに期待の声
普天間基地問題に取り組み続ける菅義偉前首相
日本の普天間基地は住宅密集地で文教地区に隣接し世界でも危険な基地といわれ、2004年8月に沖縄国際大学の敷地に米軍ヘリコプターが墜落する事件が起こっています。
そんな普天間基地問題に取り組み続けているのが、菅前首相です。
菅前首相は、沖縄県県宜野湾市普天間アメリカ軍海兵隊基地の機能の一部を名護市辺野古に移設する取り組みを考えています。
菅前首相は官房長官時代から、何度も沖縄を訪れ、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設や米軍基地跡地利用などにかかわってきました。
自民党の沖縄振興調査会の特別顧問に菅義偉前首相が18日付で就任した。官房長官や首相として9年近く、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設などを主導してきた菅氏が、今後も沖縄政策に影響力を及ぼすか、注目されそうだ。
小渕優子調査会長によると、「沖縄(の課題)に汗をかいてくださった功労者」として就任を依頼。菅氏は「沖縄のために一生懸命やらせてほしい」と快諾した。担当はないが、「大所高所から指導いただく」という。
19日に党本部で開かれた調査会に出席した玉城デニー知事は菅氏の就任について、記者団に「総理・官房長官を経験された方が、沖縄の振興のために尽力いただけることは大変ありがたい」と述べた。
菅前首相は退任後も、名護市辺野古の新基地建設について、唯一の解決策と考え、着実に工事を進めていくことこそが、普天間の危険性を除去することにつながると考えています。
沖縄県民の理解を得る努力を続けている菅前首相には、普天間基地問題の解消に取り組み続け、一日でも早い復興を期待したいと思います。