「日本は一線越えてはならない」 中国外相、台湾問題でけん制




中国の王毅国務委員兼外相は18日、日本の林芳正外相との電話協議で、歴史や台湾問題に触れ、「両国関係の政治的基盤や信頼に関わる重要な問題であり、一線を越えてはならない」と要求しました。

中国の王毅国務委員兼外相は18日、日本の林芳正外相との電話協議で歴史や台湾問題に触れ、「両国関係の政治的基盤や信頼に関わる重要な問題であり、一線を越えてはならない」と要求した。中国外務省が発表した。

王氏は一方で来年の日中国交正常化50周年にも言及し、「2国間関係を正しい方向に進める機会とすべきだ」と関係改善を呼びかけた。中国外務省の発表によると、林氏も「相違を適切に管理し、安定的かつ建設的な日中関係の構築を推進したい」と述べたという。

また、王氏は「日米は同盟国で、中日は引っ越しできない隣人だ」と指摘したうえで「中国と米国は将来に関する戦略的な問題について話し合っている。日本も状況を把握し、中国や米国との関係を適切に処理することを期待する」とけん制した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0df07b2ace27ec7c5db8ef1ea53bf50d70b521e9




内政干渉はお互いするべきではないというのは、正しいと思います。ですが、今までの中国の振る舞いは違ったのものではないでしょうか。

日本人が日本の神社に参拝することに口出しをし、幾度となく尖閣諸島に侵入し、一線を越えています。

中国は、尖閣諸島周辺での石油埋蔵の可能性が指摘された後の1970年代以降になってから、尖閣諸島は古くから中国の領土であると主張を始めました。
中国の主張は、中国の古文書や地図に尖閣諸島の記述があることから、島々を発見したのは歴史的にも中国が先である、地理的にも中国に近い、というものです。 しかし、本当に中国が尖閣諸島を他国より先に発見したとの証拠は何もなく、いずれにせよ、単に島を発見することや、地理的に近いということのみでは領有権の主張を裏付けることにはなりません。
岸田新政権では、対中国包囲網にも注目していきたいと思います。




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