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参議院静岡補選に距離を置いていた枝野代表と福山幹事長⇒静岡補選で野党候補当選⇒二人とも急に距離を縮める⇒勝てば使えるだけ利用なのでしょうか。。。


衆議院議員総選挙の前に2つの参議院議員補欠選挙が行われました。結果は与党の1勝1敗、つまり引き分けの結果に終わりました。

この参議院議員補欠選挙の結果で、気を良くしている人達が立憲民主党の枝野代表と福山幹事長です。

この2人は参議院議員補欠選挙に距離を置いていたにも関わらず、結果が判明すれば前面に出てきて大喜びです。仮に2敗した時の責任から逃げたかったのでしょうが、2人は政党の要職者です。

その要職者がお調子者とは呆れるばかりです。

参議院静岡補選の支援に及び腰だった立憲民主党。。。

衆議院議員総選挙では『政権交代の選択肢』と大見えを張っている立憲民主党ですが、国政選挙であり静岡の参議院議員補欠選挙では、あまりにも及び腰でした。

その及び腰な姿勢が今月上旬の福山哲郎幹事長の発言から窺えます。

 推薦した立憲民主党の福山哲郎幹事長は6日の記者会見で「次期衆院選の前哨戦になると思っていない。野党共闘の形になっていない」と発言。当初は支援に腰が引けていた。

終盤の22日に一転して枝野幸男・立憲民主党代表が静岡市清水区に入り、玉木雄一郎・国民民主党代表、芳野友子・連合会長と顔をそろえ、野党の結束をアピールする場面が実現したのも川勝旋風の副産物と言える。枝野代表は「大変な激戦だから芳野会長や玉木代表とそろって応援している。静岡のみなさんが日本の政治を変えていく」と言葉に力を込めた。
引用元 「川勝旋風」が山崎氏当選の原動力に 劣勢はね返す 参院静岡補選

『前哨戦になるとは思っていない』と福山哲郎幹事長は明言しています。更に終盤には枝野代表が応援演説に駆け付けましたが、当初は『予定』を理由に消極的な姿勢を示しています。

補欠選挙より大事な予定?

乗り気ではなかった静岡の参議院議員補欠選挙ですが、枝野代表は予定を理由に、応援入りに消極的でした。

《立憲の枝野幸男代表は「政権選択の大決戦と構造は違う」と主張。記者団から応援入りの予定を問われても「ちょっと余裕はない」と距離を置いていた。》(10月25日)

当初、立憲の幹部は負けそうな選挙からは距離を置いていた。それが勝てそうとなったら前面に出てくる。こういう振る舞いはズルくないだろうか。
引用元 「政権選択の大決戦」と言うけれど…立憲民主党代表・枝野幸男の“ズルい振る舞い”《まもなく10・31衆院選》

こうした枝野代表の行動を見れば、枝野代表が『補選2敗』を恐れていたことが良くわかります。情勢が好転すると出てくる党首など聞いたことがありません。自民党の岸田総裁とは大違いですね。

静岡の参議院議員補欠選挙の結果を受けて、福山幹事長は次のように調子よく語っています。

野党は24日、岸田政権初の国政選挙となった二つの参院補欠選挙のうち静岡選挙区で勝利し「岸田文雄首相への失望が広がっている表れだ。衆院選へ大きな弾みがついた」(福山哲郎立憲民主党幹事長)と勢いづいた。衆院選後半戦に向け、自公政権の新型コロナウイルス対策や経済政策に対し攻勢を強める構えだ。
引用元 参院静岡補選で野党系勝利 立民・福山氏「岸田首相への失望の表れ」 国民・玉木氏「衆院選へ意義ある勝利」 

福山幹事長の発言はまるで『2勝』したかのような言い方です。立憲民主党が民主党の流れを汲んでいることを考えれば、軽い考え方には納得できます。

補欠選挙で2敗していた時の責任から逃れる為に及び腰、そして勝てば前面に出るのは滑稽としか言い表せません。しかも川勝旋風にも関わらず60万票を獲得した自民党候補は、大健闘と評価できるでしょう。

国政政党として負うべき責任からも逃れようとした枝野代表と福山幹事長に政権を担える力があるとは思えません。更に言えば、民主党政権の要職者と顔ぶれも変わらない政党に政権を担わせて良い訳がありません。

政権を担うには、覚悟と責任が求められます。この2つは枝野代表と福山幹事長に最も欠けていることではないでしょうか。

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