立民、『白紙』宣言をした日本共産党との関係について『内政で合意できれば』と前向きな姿勢に一転です。。。連合は承知しているのでしょうか。。。
立憲民主党の代表が交代して以降、ずっと注目されてきたことが日本共産党との連携・協力のあり方です。
立憲民主党は選挙では日本共産党の力を借りていましたが、結果振るわないことがわかるとその関係は大きく揺らぎました。
泉代表は以前『白紙』と宣言していましたが、今回は前向きな姿勢を示しています。日本共産党に対して手厳しい姿勢を続けてきた連合は、泉代表の方針に納得するのでしょうか。
『白紙』を宣言していた泉代表。。。
泉代表が代表に就いて真っ先に手に付けなければならなかったことが日本共産党との関係です。その日本共産党との関係について泉代表は1月末に『白紙』を宣言し日本共産党から猛烈な反発を受けていました。
立憲民主党の泉健太代表は4日、共産党との連携をめぐる「これまでの関係を白紙にする」とした1月末の発言について、「新たに何かを宣言したものではない」と述べ、「昨年来の発言を、ただ単に紹介をしただけだ」と強調した。
中略
泉氏は1月31日、BSフジ「プライムニュース」に出演し、共産党との連携をめぐり「これまでの関係については白紙ということを我々は宣言している」と述べ、協力関係を見直す考えを示した。
これに対し共産党の小池晃書記局長は2日、「衆院選では、立憲民主党の当時の執行部と共通政策、政権協力の合意をもとに選挙協力を行ってきた」「政党間の協議もしないで一方的に白紙にするという議論は成り立たない」と不快感を示し、引き続き、参院選に向けた政党間協議に応じるよう求めている。
引用元 立憲・泉代表“火消し”か 「白紙宣言」に共産が猛反発
日本共産党が猛反発するのも当然です。日本共産党は立憲民主党に対して多大なる協力をしてきました。
それにも関わらず一方的に『白紙』と言われては不快感しかありません。
一向に進展が見られなかった立憲民主党と日本共産党との関係について泉代表が注目に値する発言を行いました。
泉代表、条件付きで前向きな姿勢を示す。。。枝野路線の継承でしょうか?
今夏の参議院議員通常選挙まで残された時間は決して多いとは言えません。候補者調整も含めて立憲民主党の対応に注目が集まっていましたが、泉代表がようやく日本共産党との関係について言及しました。
立憲民主党の泉健太代表は9日のBS11番組で、夏の参院選での共産党との協力について、国民生活に関連する政策などをめぐり一致することを条件に前向きな考えを示した。「内政で共通する政策で合意すれば、候補者を調整する段階に進んでいく」と述べた。立民は2月の党大会で、改選数1の1人区では野党間で候補者一本化を目指す活動計画を採択している。
引用元 共産との協力、条件付き前向き 立民代表「内政で合意すれば」
『白紙』と宣言していた泉代表ですが、今回は条件付きで前向きな姿勢を示しています。『内政で共通する政策で合意すれば、候補者を調整する段階に進んでいく』と泉代表は語っていますが、日本の根幹に関わる安全保障政策については違いがあっても構わないとでもいうのでしょうか。
泉代表の言葉を深堀すれば、立憲民主党と日本共産党との間では安全保障政策について埋められない溝があることを示唆しているとも受け取れます。
またしても選挙の為に理念等を置き去りにした協力が行われるのでしょうか。内政と外交を都合よく切り離す泉代表の姿勢には共感できません。