立民の枝野代表『歴代総理は質問に答えていない』と批判していましたが、日本記者クラブでは、答えない姿勢を露呈。。。


衆議院議員総選挙が始まりましたが、事実上の選挙戦は党首討論を筆頭に公示前から始まっています。

その党首討論で支持が得られる場合もあれば、当然支持を失うこともあります。立憲民主党の枝野代表は後者ではないでしょうか。日本記者クラブ主催の記者会見では、質問に正面から答えない姿が見受けられました。

安倍元総理や菅前総理に『質問に答えていない』と批判をしていた枝野代表ですが、枝野代表自身が質問に答えない姿を見せてしまいました。

記者クラブ主催の党首討論が行われたのは、衆議院議員総選挙が公示される前日の18日です。枝野代表が見せつけた『答えない姿勢』は投票行動に影響を及ぼしそうです。

枝野代表がお怒りか?聞かれた質問に答えずに反論。。。

党首討論を見ていると、本人は意識していないと思いますが、枝野代表のイライラした姿が印象に残ります。

その枝野代表のイライラが良くわかったのが、日本記者クラブ主催の党首討論です。投げかけられた質問に対して、枝野代表は正面から答えようとはしませんでした。

橋本氏は各党党首に厳しめの質問をしていた。立民の枝野氏に対しては「4年経って(政党)支持率は半減した。なぜ減ったのか」と投げかけた。

枝野氏は冷静に「我々は政権の選択肢となるための努力を積み重ねてきました。そして総定数の過半数の候補者を立てることができました。あとは有権者の皆さんが、世論調査ではなく投票の結果でそれに対する評価を下していただけると思っています」と返答した。

これに対して橋本氏は「こんなに(支持率が)減ったという説明になっていない」と不満を表明。枝野氏は「支持率が減ったことは問題だと思っていません。皆さんのやった世論調査をもとに最終評価をしないでください。決めるのは投票行動。皆さんのやっている世論調査ではありません」とピシャリ。

引用元 立民・枝野代表 読売・橋本氏に支持率半減の理由問われ猛反論

質問に対しての枝野代表の発言は、回答になっていません。それに支持率ではなく投票が最終評価というなら、内閣支持率に一喜一憂している立憲民主党所属の国会議員はどうなるのでしょうか。

枝野代表が仮に世論調査は関係ないというのであれば、それはそれで構いません。ただそれなら以降は世論調査に触れないでもらいたいと思います。

質問に正面から答えない枝野代表は、以前、安倍元総理を痛烈に批判していたことを忘れてしまったのでしょうか。

枝野代表、安倍元総理を痛烈に批判していた過去。。。

枝野代表は、以前、安倍総理の回答に対して次のような批判をしています。

Q.今日の代表質問を受けての感想など

相変わらずですが、聞かれたことには答えない。聞いてもいないことをベラベラしゃべると。質問の意味、日本語が理解できてないんじゃないのかなと思いましたね。

引用元 「聞かれたことには答えない、聞いてもいないことをベラベラしゃべる。質問の意味、日本語が理解できてないのでは」と枝野代表

2019年に行われた代表質問でのやり取りを枝野代表は痛烈に批判しています。このような批判をしていた人物が、今回は質問に正面から答えなかったのは驚きです。

都合の悪い質問には正面から答える気がないのでしょうか。もしそうしたことなら、総理の器でないことに間違いありません。

枝野代表が質問に答えなかったのは今回が初めてではありません。本を出版した際にも同様に質問に答えない姿勢が報じられています。

 枝野氏が5月20日に刊行した「枝野ビジョン 支え合う日本」(文春新書)。この新著の内容をめぐり、記者会見で説明を拒否する場面があった。

西日本新聞のサイトに掲載された「枝野さん、せっかくの本を、説明から逃げる道具にしないで」(5月28日)という担当記者の記事によると、政策の財源問題で国民にお願いする具体的な「負担」について質問され、枝野氏は「本を読んでください」と繰り返した。
引用元 「質問にちゃんと答えなさい」 枝野氏も本質は安倍・菅氏と同じかも【コメントライナー】

都合が悪いことには答えないことが『まっとうな政治』だとは誰も思いません。

枝野代表は本気で総理の椅子を狙っているのでしょうか。枝野代表にその器があるとは全く思えません。枝野代表は、何が『まっとうな政治』であるかを、その定義を真摯に考えるべきではないでしょうか。

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