菅前総理を『今になって成果を強調』と批判するマスコミ。。。以前総理在任中に成果を語った際には批判の嵐でしたが、いつまでも語らせないつもりなのでしょうか。。。
衆議院が解散され、選挙戦がスタートし、各党の有力な政治家が全国を飛び回っています。そうした応援演説に菅前総理も駆け回っています。
菅前総理は応援演説で菅内閣の成果を訴えていますが、マスコミは菅前総理の訴えに対して『今になって』と批判しています。
『今になって』というほど、菅内閣は昔のことではありませんし、総理在任中に成果を語ったら猛烈な批判が巻き起こっていました。菅内閣の成果・実績を全て負の遺産としたいのでしょうが、それは無理な話です。
菅前総理の成果があってこその今があることを忘れてはなりません。
菅前総理が応援演説で語った成果。。。
各地で選挙モードが加速している中、菅前総理が地方での応援演説に入りました。菅前総理は菅内閣の成果について訴えていますが、マスコミはそれすら気に食わない様子です。
衆院解散後、初の週末となった16日、兵庫県内の選挙区には菅義偉前首相と、その政権を支えた前閣僚らが次々と応援に入った。新型コロナウイルス対応で行き詰まり、退陣を余儀なくされた菅氏らは、今になって成果を強調。
中略
「1年の短い内閣だったが、多くの課題に取り組んだ」。濃紺のスーツを着た菅氏は、阪急宝塚駅前に集まった大勢の聴衆を前にこう切り出した。
「欧米はロックダウンで感染者数を減らせなかった。日本ではワクチン接種しかないと判断し、1日100万回を目標に全力を尽くした」と胸を張り、「予想より早く接種が進み感染者が減った。正しい判断だった」と成果を誇った。
引用元 菅前首相「ワクチン接種に全力、正しい判断だった」 衆院選控え兵庫で応援演説、小泉氏も
新型コロナウイルスの新規感染者数が激減し、この要因について専門家の中で定まった見解はありませんが、私見ですが、菅総理が訴えているようにやはりワクチン接種の進捗状況が影響しているのではないでしょうか。
マスコミが言うように『今になって成果を強調』し始めたのではありません。『今』になるまで成果が形として表れていなかったのです。
マスコミは『今になって成果を言うな』と批判するのであれば、いつ主張すれば良いのでしょうか。総理在任中にいえとでもいうのでしょうか。
マスコミは総理在任中に成果を誇れば批判をしたのです。。。
菅前総理は、精力的にワクチン接種を進めてきました。1日あたり100万回を掲げた時はマスコミ等から『現実的でない』との批判が巻き起こりました。
そして菅前総理は、総理大臣会見で次のように語ったこともあります。
そうした中で辿り着いたのが、ワクチンと治療薬でした。無理だろうと言われながらも、これまでの発想に囚われず、打ち手が足りなければ歯科医師や救命救急士や臨床検査技師に打ち手をお願いをして確保し、職域での接種を導入し、そして厚生労働省だけでなくオールニッポンの政府で総務相を通じて全国の自治体に協力を求めるなど、全力で取り組んできました。その結果、ようやく皆さんに行き渡りつつあります。
ワクチンと治療薬に目処が付きつつある中で、新型コロナとの長い戦いにもはっきりとした明かりが見えてきている、と申し上げました。この言葉には数々のご批判もありましたが、今や効果は明らかであり、明かりは日々輝きを増している、このように実感しております。
引用元 「明かりは日々輝きを増している」「様々な改革に道筋をつけることができた」菅総理が就任以来の1年間を振り返る
この菅前総理の発言は、9月28日の会見で語られたものです。この会見以前にも『明かりははっきりと見え始めている』とも語り、菅内閣の新型コロナウイルス対策について語っています。ですが、この菅前総理の言葉は好意的に捉えられることはなく、マスコミの批判の対象になりました。
マスコミは応援演説で菅前総理が語ったことが不都合なのでしょうか。菅前総理の成果を全て『負』のものとして捉えることには無理があります。
良かったことを素直に評価できないマスコミは、衆議院議員総選挙でどのような報道をするつもりなのでしょうか。。。