蓮舫議員が自民党の世襲を批判です。。。立民も世襲候補に寛容ではなかったでしょうか。。。

政府与党のすることに噛みつくことが仕事になっている蓮舫議員がまたしも噛みつきました。

自民党の閣僚経験者が次期衆議院議員総選挙への不出馬、そしてそのご子息が出馬するとの報道に接して、世襲と噛みついているのです。

その国会議員という職が自動的に引き継がれるなら問題だと思いますが、有権者の判断がそこには介在しています。有権者の判断、つまり民意があるにもかかわらず、世襲と批判するのはいかがなものでしょうか。

そして蓮舫議員が所属している立憲民主党も世襲については容認している政党です。世襲に厳しく対応するのであれば、まずは身内からやるべきだと思います。

蓮舫議員がまたしも噛みつくも身内への批判はしないのでしょうか。。。

国会議員の中で抜群の知名度を誇っているのが蓮舫議員です。ですがその知名度は決して良い意味ではなく、悪目立ちの結果です。

政府与党を批判するばかりに、だいたい決まってブーメランを発動してしまうのです。今回も次のように自民党を批判しています。

自民党は昨夏の参議院選挙で増税を公約していない。
防衛予算を倍増というが、中身は不明。
徴収年度を伸ばして一部転用って、もう復興のために創設された税金の使途ではない。
そもそも防衛予算増やせと言った政治家が財源に不関心。

めちゃめちゃ、です。

で、引退表明元大臣は息子に世襲、と。
引用元 蓮舫議員公式SNS

言いたいことを全部言っているのか、この投稿こそ「めちゃくちゃ」です。その中でも最後に触れている世襲ですが、蓮舫議員のこと、批判したいのでしょうが、世襲が自民党だけではないとうことにいつになったら気が付くのでしょうか。

立憲民主党が世襲に対して否定的な立場を採っているなら蓮舫議員の世襲批判も理解出来ます。ですが立憲民主党も世襲については容認しているのです。

昨年行われた衆議院議員総選挙について西日本新聞は次のように分析結果を報道しています。

21年衆院選は全立候補者中、①親族に国会議員がいて地盤を継承している②地盤を継承していなくても父母や祖父母が国会議員―のいずれかに該当した世襲候補者は、全体の1割に当たる143人だった。うち自民は104人で党内候補者の3割を占め、立憲民主党も同1割の29人を数えた。
引用元 自民候補の3割、立民も1割…「世襲見直し」どこへ 現実味ない政権交代が要因?

立候補した候補者の約1割が世襲に該当し、その中の1割が立憲民主党の候補者だったというのです。

蓮舫議員はこうした情報を見ていないのでしょうか。批判の内容があまりにも薄すぎます。今年行われた参議院議員通常選挙でも19人の候補者が世襲に該当し、そのうち2人が立憲民主党だったという報道もあります。

蓮舫議員は批判したいという思いだけが先行しているように思えてなりません。当人は『行政監視』に力を入れていると度々語っていますが、熱心な支持層を除いて、多くの有権者はただ政府を批判したいだけだと思っていると思うのではないでしょうか。。。

臨時国会が閉会しましたが、来年1月に招集される通常国会でも蓮舫議員の噛みつきっぷりに変化は訪れるのでしょうか。建設的な議論を蓮舫議員に求めることは無理なことなのでしょうか。

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