セブンイレブンの高額マスク販売がSNSで大批判 60枚で1万6900円 困惑する本部「適切な価格で販売するようオーナーに申し入れた」
大手コンビニのセブンイレブンの店舗で、1箱60枚入りのマスクが1万6900円の値札を付けて売られていた。
店は既に販売を中止した。新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクが品薄になっている中で、高額なマスクを販売している写真がインターネット上に投稿され話題となっていた。「まさかセブンイレブンが」などという声も少なくない。
60枚入りのマスクが16,900円で販売。マスク通販では類似商品が500円代~600円程度の値段がついている。
「うちの近くの某セブンイレブンさんやってるねぇwwこれやっちゃあ終わりよwww 」という投稿が3月4日に投稿され、そこから拡散に至った。
セブンイレブン本部が店舗オーナーに聞き取りをしたところ、客からマスクを求める声が多いため、ネットで購入したものをほぼ同じ値段で販売したという。
セブンイレブン本部は「不快な思いをさせて申し訳ない。適切な価格で販売するようオーナーに申し入れた」とコメントした。店舗名や所在地は明らかにしていない。
商品の希望小売価格はメーカーが出すが、実際の値段はその店舗が独自に決める。しかし、大体がメーカーの希望小売価格と同額かそれ以下で販売する。
今回のセブンイレブンのこの店舗の販売価格は、悪質に値段を吊り上げている転売屋と同じで、小売店がこれをやりだしたら消費者はたまったものではない。