• HOME
  • ブログ
  • その他
  • 東京五輪を中止に追い込むために、バッハ会長の発言を切り取り報道するマスコミ。このようなマスコミが日本に必要なのでしょうか?

東京五輪を中止に追い込むために、バッハ会長の発言を切り取り報道するマスコミ。このようなマスコミが日本に必要なのでしょうか?


東京五輪の開幕が近づく中、マスコミは東京五輪を中止に追い込むことに夢中です。中止に追い込むために、堂々と切り取り報道をしています。

今回、切り取り報道の被害にあったのは国際オリンピック委員会のバッハ会長です。国際ホッケー連盟の総会で発言をしたバッハ会長ですが、その発言が切り取られ、問題視されています。

ですが、バッハ会長の発言の前後を読み解くと、マスコミの報道には大きな疑問が浮かびます。

東京五輪を中止に追い込むためなら、手段も選ばないマスコミの姿勢は日本の恥以外の何物でもありません。

浅はかさを露呈した日本のマスコミ。。。

東京五輪の開幕が近づいていることに、反東京五輪の人達は焦っているのでしょうか。国際オリンピック委員会のバッハ会長の発言を次のようにデイリースポーツは報じました。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は22日、国際ホッケー連盟のオンライン総会での声明で、7月23日に開幕する東京五輪について、予定通り開催されると宣言した。「東京がようやく間近に迫った今、最後のカウントダウンが始まった。この困難な時期に、私たちはリカバリー、団結、多様性について、強いメッセージを送る必要があります。東京はトンネルの終わりに光を放つだろう」と主張し、「五輪の夢を実現するために誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない。アスリートは間違いなく彼らの五輪の夢を実現することができます」と、語った。
引用元 バッハ会長も五輪予定通り開催強調「最後のカウントダウン」コーツ氏発言を“後押し”

この報道が正しいのであれば、人々が反発するのは無理もありません。実際、この報道を受けて、多くのマスコミがバッハ会長を批判する報道を行っています。

日本の反応を受けて国際オリンピック委員会は、バッハ会長の発言を説明する事態になりました。

IOCは24日、ANNの取材に対し、この発言について「日本国民ではなく、オリンピック関係者やオリンピック自体に向けたものだ」と答えた。選手へのワクチン接種や海外からの観客断念、来日できる関係者の人数の制限など様々な新型コロナウイルス対策を事例として挙げている。
引用元 IOC、バッハ会長の“犠牲が必要”発言は「日本国民に向けたものではない」

日本のマスコミの悪いところは、関係者が説明をしても、一度決まった流れを変えないところです。

国際オリンピック委員会の説明と日本のマスコミ、正しいのは国際オリンピック委員会!

バッハ会長がオンラインで出席した国際ホッケー連盟の総会で『犠牲を払わないといけない』と発言したと日本のマスコミは報じていますが、ITジャーナリストの篠原修司氏が、海外マスコミの報道を引用する形で、翻訳ミスの可能性について指摘しています。

 残念ながらオンライン総会の議事録は見つけられませんでしたが、このことを報じている海外メディアはありました。こちらの記事です。

Tokyo Olympics on schedule, says IOC chief Thomas Bach despite Japanese opposition | Tokyo Olympics News – Times of India(5月22日17時00分)

たしかに、記事内にバッハ氏の発言として「We have to make some sacrifices to make this possible(オリンピックを開催するためには、我々はいくらかの犠牲を払わなければいけない)」とあります。

今回の問題点は、「We」をどう翻訳するのかという点です。

普通に読めば「我々」や「私たち」です。デイリースポーツはこれを「誰もが」と翻訳しました。そして、「誰もが」=「全員」と受け取れるため批判が起きました。

本当に「誰もが」なんでしょうか?

原文とみられるインドの記事では、バッハ氏は次のようにも発言しているとあります。

The safety and security of our everyone is utmost priority. But together with our Japanese colleagues we will have to ensure that our athletes came come together and compete in a safe environment.

「皆さんの安全と安心は最優先です。しかし、日本の同僚と一緒に、選手たちが安全な環境で一緒に競技できるようにしなければなりません」

批判されているように「命を犠牲にしろ」「感染リスクを受け入れろ」であれば、「皆さんの安全と安心は最優先です」と喋っているのはおかしいように感じます。
引用元 東京五輪のバッハ会長「誰もが犠牲」発言は翻訳ミスでは? 同じ会議で「全員の安全と安心は最優先」とも

マスコミは一体何を確認して、バッハ会長の発言を報道したのでしょうか。もうご理解頂けたと思いますが、日本のマスコミはバッハ会長の発言を切り取って報道したのです。

東京五輪を中止に追い込むために、発言を切り取り、本人の意図したことではないにもかかわらずマスコミはバッハ会長を批判しているのです。

マスコミは、東京五輪中止の世論を作るのに躍起のようですが、この切り取り報道には開いた口が塞がりません。日本のマスコミの凋落もここまで来ているとは思いもしませんでした。

マスコミは、もはや日本の社会で最も信用してはならない集団であることは間違いありません。

関連記事一覧