日本医師会の中川俊男会長、政府の方針を批判する余裕がおありならワクチン接種体制の構築などの自身の務めを果たすべきではないでしょうか。。。
昨年から日本医師会会長の重責を担っているはずなのが中川会長です。
日本の医師会のトップとして新型コロナウイルスの脅威に直面している医療体制について、医療従事者の団体の会長としての手腕が中川会長には問われています。
新型コロナウイルスへの積極的な対応を求められる中川会長ですが、記者会見では具体的な策を提示したことがあるのでしょうか?
4月30日には菅総理と中川会長との会談が報じられましたが、その後も中川会長からは一向に動く気配が感じられません。
新型コロナウイルスに直面している日本、その中で日本医師会は機能不全に陥っていると言えるでしょう。このような日本医師会会長を抱えることは日本国民の不幸としか言いようがありません。
中川会長、緊急事態宣言に物申す。。。あなたの専門分野はなんでしたでしょうか。。。
3度目の緊急事態宣言について、中川会長が記者会見で言及しました。中川会長は緊急事態宣言中に『やるべきこと』を語らず、緊急事態宣言そのものについて批判したのです。
東京・大阪など4都府県に出された3度目の緊急事態宣言の期間が17日間とされたことについて、日本医師会の中川俊男会長は28日の会見で、1・2回目の宣言時よりも「かなり短い」と指摘し、「2週間では感染者数が下がりきらない可能性がある」と懸念を示した。
宣言の解除時期について、中川会長は「期間でなく、陽性者数の減少など、改善が達成されたら解除される『成果型』にしてはどうか」と提案。具体的な解除基準を問われると、一例として、東京都の1日あたりの新規陽性者数が「100人以下」になったら解除する考えを示した。東京都は28日、新規陽性者数は925人だと発表。1月末以来約3カ月ぶりに900人を超えている。
引用元 宣言の期間「短い」 医師会長「感染者減らない可能性」
緊急事態宣言について批判をした中川会長ですが、中川会長は、感染症について詳しいのでしょうか。
中川会長の経歴を確認した限りでは脳神経外科医専門医としてのご経験はおありですが、感染症については、ありません。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の構成メンバーを見てみると感染症の専門家は、もちろん入っています。
専門家がいる政府の分科会に緊急事態宣言については、任せるべきです。中川会長は、専門外のことに口を出している暇があるなら、日本医師会会長としての職務を果たすべきです。
日本医師会会長としての職責も果たそうとしていない中川会長。。。
これからワクチン接種のスピードが加速度的に増していくことが予想されます。そうなった時に懸念されているのが、ワクチンの『打ち手』の不足です。
開業医を中心に、ワクチン接種への医師の参加が期待されていますが、気になる報道がありました。
河野規制改革相は民放テレビの番組で、ワクチン接種を加速させるため、開業医などの医師に対し、早朝や夜間、休日などに接種に協力するよう呼びかけていると強調した。
そのうえで、「医師が出てきやすい仕組みをつくる。何らかの形で支援金、協力金を支払うこともやっていきたい」と表明した。
菅首相は、30日、日本医師会の中川会長と面会する予定で、接種への協力を求める見通し。
引用元 河野大臣 協力医師へ支援金 ワクチン接種加速に向け
菅総理がワクチン接種への協力を、中川会長に求めると報じられています。中川会長は医療従事者の団体、しかも日本医師会の会長です。
中川会長は、菅総理から協力を求められなければ、ワクチン接種に協力することはしないのでしょうか。
政府の緊急事態宣言への批判をしている暇があるなら、日本医師会会長として、ワクチン接種に向けて開業医を含めた体制を構築することのほうが先決です。
河野行革担当相の発言も踏まえれば、中川会長が率先してワクチン接種に動いているわけではなさそうです。
日本医師会会長としての手腕を中川会長に期待することは難しいのかもしれません。日本を覆っている新型コロナウイルスに抑制するためにも、日本医師会の有能な医師たちが声を上げることを期待したいと思います。