立憲民主党の宮城３区総支部長の大野そのこ氏「官僚の労働環境を見直すべき」⇒ 苛烈な官僚イジメをする立憲民主党からなぜ出馬したのでしょうか？

衆議院総選挙に向けて各党が候補者を揃えてきました。立憲民主党は党首の枝野代表が『政権交代の選択肢』を目指すと発言したこともあり、候補者を着々と擁立しています。

立憲民主党は党首の枝野代表、そして蓮舫代表代行をはじめ所属国会議員は都合の悪いことはスルーしています。都合の悪いこと＝スルーは立憲民主党の伝統のようにも思えます。

その『伝統』を持ち合わせている候補者がいたので是非ご紹介したいと思います。

宮城3区の総支部長、すでに立憲民主党に染まってしまいましたか？

立憲民主党の宮城3区の総支部長として、大野そのこ氏が次期衆議院議員総選挙に立候補することが決まっています。彼女は立候補前ですが既に立憲民主党『らしさ』を発揮しています。

問題になった法案をめぐるミスについて触れ、官僚の労働環境の是正を訴えています。これだけ見れば、まっとうな発言のように思えます。ですが、公認を出したのは立憲民主党です。なぜ立憲民主党の苛烈な官僚イジメには触れないのでしょうか。

実際、今現在立憲民主党の役員を務めている原口一博衆議院議員は、過去に野党合同ヒアリングで官僚へのパワハラが疑われたことがありました。

安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待状が、悪質なマルチ商法で経営破綻した「ジャパンライフ」の元会長に出されていた。原口氏は招待状の「区分番号」をめぐる、官僚側の回答に不満だったようだ。

しかし、「あなた方から出してくる予算案は一切、認めない」「もし、僕らが政権のときにいたら、真っ先に役所から去ってもらうというリストに入る」といった発言は、度を超えているのではないか。

中略

立憲民主党の中堅議員も周辺に「原口氏の発言はアウトだ。マスコミに騒がれても仕方がないだろう」と語った。
引用元　「僕らが政権なら…真っ先に役所から去ってもらう」国民・原口国対委員長、官僚への“粛清”発言で炎上！　夕刊フジ直撃に「パワハラとの認識ない、激励だ」

大野氏は、官僚の労働環境の改善を訴えていましたが、原口衆議院議員を筆頭とする野党合同ヒアリングでの立憲民主党国会議員のパワハラ的言動についてどのようにお考えなのでしょうか。

都合の悪いものは黙殺するのが立憲民主党ですが、その他にも、安直な考えを披露するとう側面もあります。

大野氏にもあった安直な発想。。。

大野氏は地元での活動の一環として、憲法改正の勉強会に参加していました。その参加の様子がこちらです。

勉強会に参加した大野氏ですが、その勉強会のタイトルからして、どのような勉強会だったのかは察しがつきます。

更にとある質問について、大野氏は次のように答えています。

大野氏は日米合同委員会に政治家を出すべきと言及しています。大野氏は、何か考えがあって政治家を出席させると言っていると思いますが、日米合同委員会のアメリカ側の代表がどのような役職かご存知ではないのでしょうか。

日米合同委員会のアメリカ側の代表は、在日米軍司令部副司令官です。軍人、しかも司令官ではなく副司令官です。仮にこの場に日本側代表として政治家が出席すれば、出席者のバランスを欠きます。つまり何も現場のことを知らずに発言されているのが推測されます。

大野氏の主張通りに政治家を出席させれば、それこそ日本が独立国なのか大きな疑問が生まれます。

考えを述べているようで、内容がない。真実も知らない。思いつきと思い込みで発言する。これは立憲民主党の国会議員には多々あることです。国会議員になる前、立候補前の総支部長の段階で大野氏は『典型的な立憲民主党の振る舞い』を会得していることに疑いの余地はありません。だからこそ候補に選ばれたのでしょうと邪推してしまいます。

衆議院議員総選挙では、候補者の『質』を見抜く有権者の目が試されます。