日米「2+2」 茂木大臣「日米同盟の抑止力・対処力の強化等についてじっくり議論」 岸大臣「日本の領土をあらゆる手段で守る決意」
訪日中のブリンケン国務長官とオースティン国防長官との間で日米外相会談と日米「2+2」を行いました。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力、中国、北朝鮮、韓国、ミャンマー、イラン等の地域情勢、新型コロナ、気候変動、日米同盟の抑止力・対処力の強化等についてじっくり議論しました。 pic.twitter.com/tq21WS8DeX
— 茂木敏充 (@moteging) March 16, 2021
日米防衛相会談に続き、茂木外務大臣@moteging 、ブリンケン国務長官@SecBlinken 、オースティン国防長官@SecDef と飯倉公館で日米2+2を行いました。その後、総理大臣表敬へ。 pic.twitter.com/HMByMUxagL
— 岸信夫 (@KishiNobuo) March 16, 2021
【領土を守る決意だ】日米安全保障協議委員会(2+2)記者会見。岸信夫防衛大臣「最近の中国海警の活動活発化や軍との連携強化を踏まえ深い懸念を表明した。東シナ海での緊張を高める事は断じて受入れられない。私は日本の領土をあらゆる手段で守る決意であります。台湾海峡の安定と重要性も強調した」 pic.twitter.com/JiguayymML
— Mi2 (@mi2_yes) March 17, 2021
米国のアントニー・ブリンケン国務長官と、ロイド・オースティン国防長官が15日、来日した。16日には都内で、茂木敏充外相、岸信夫防衛相と、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催。日米同盟の強固な結束をアピールし、習近平国家主席率いる中国共産党政権との対抗姿勢を打ち出す構えだ。
「(中国は)力を行使して思い通りにすることをいとわない」「(香港やウイグルでの人権弾圧や、東・南シナ海での軍事的覇権拡大などに)責任を負わせる」
ブリンケン、オースティン両長官は来日に先立ち、米有力紙「ワシントン・ポスト」(14日)に共同寄稿し、中国をこう批判した。
東京での2プラス2の開催は2013年10月以来。日米同盟が「インド太平洋と世界の平和と安全、繁栄の礎石」であると再確認し、12日の日米豪印の戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」首脳会合で一致した「自由で開かれたインド太平洋」構想を本格始動させる。
具体的には、台湾や沖縄県・尖閣諸島への中国の圧力や、北朝鮮の完全非核化と拉致問題、自衛隊と米軍との合同訓練などを協議する予定だ。
バイデン政権は、中国を「21世紀における最大の地政学的な試練」(ブリンケン氏)と位置付けている。
先の共同寄稿でも、中国の脅威に対抗するために「力を集結すればわれわれは強くなる」と訴えており、今回の日韓歴訪で同盟国との連携強化を図る方針だ。
両長官の来日を見据えて、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(85)らは15日、米国のジョセフ・ヤング駐日臨時代理大使と都内の大使公邸で面会し、ブリンケン氏に宛てた書簡を託し「全拉致被害者の即時一括帰国」など拉致をめぐる日本の基本方針への理解と支援を求めた。
日米2プラス2、中国対抗姿勢鮮明に ウイグル問題も強調「責任を負わせる」
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210316/pol2103160006-n1.html
日米2+2は想定以上の成功だったと思う。日米当局者に敬意を表したい。ただ実態としては、米国は日本の尻を叩きに来たのだと思う。確かにオバマ政権の頃は日本の危機感が上回っていた。しかし今や米国の危機感がはるかに上回る。日本の危機感は決して低くないが、行動が伴うかが厳しく問われる局面だ。
— 長島昭久(東京18区)Akihisa NAGASHIMA, MP (@nagashima21) March 17, 2021
【日米2+2】
石平「中国の新華社通信はこれを速報したが、上から読んでも下から読んでも【”中国が名指し”された事を一切報じない】。報じたら反発しないといけないが、どう反応して良いかわからない。名指しされた事は中国政府にとってショックな事で、”頭を砂の中に隠すダチョウ状態”になっている」 pic.twitter.com/ilqM7X2UXk
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) March 17, 2021