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泉代表が枝野前代表との違いをアピールした代表質問ですが。。。代表質問前の世論調査では、期待は34%止まりでした。。。


臨時国会が召集され岸田内閣がどのような経済対策や新型コロナウイルスのオミクロン株対策を打ち出すのか注目です。それともう1つ注目すべきことがあります。立憲民主党がどのような姿勢で国会論戦に臨むのかということです。

泉代表は、枝野前代表をはじめとする前執行部の姿勢とは一線を画する姿勢を示しています。ですが泉代表の思いとは異なり、代表質問前ですが、泉代表への期待は決して高いものとは言えない世論調査の結果が報じられました。

数字の上では野党第一党の座にある立憲民主党ですが、国民からの支持は今後も上がることはなさそうです。

枝野前代表との違いに苦心する泉代表。。。

立憲民主党と言えば、政府への批判ばかりというイメージが付きまといます。マスコミが報じていた立憲民主党の国会での様子を見れば、そのようなイメージが定着することは無理のないことです。

泉代表はこの負のイメージからの脱却を図っています。その姿勢は代表質問からも窺い知ることが出来ます。

泉氏は質問に先立ち、自民党総裁の岸田首相と共産党の志位和夫委員長と誕生日が同じ7月29日であることに言及。その上で、「自民、共産のトップとの不思議な縁を感じるが、その両名のど真ん中でこれからの日本に必要なこと、遠慮なく申してまいります」と「中道」路線を宣言した。

質問では「私たちは、様々な問題を起こす政府与党と戦い続けてきたが、決してそれのみの政党ではない」と主張。新型コロナ対応の水際対策の強化や、生活困窮者への支援を重視した経済対策への予算組み替えなどを提案した。一方、10月の衆院選で真相究明を公約した森友・加計学園問題や「桜を見る会」の問題については触れなかった。
引用元 「政策立案型政党」をアピール 立憲・泉代表、代表質問に初めて臨む

批判だけではない、枝野前代表らが頻りに言及してきたことに触れなかったことから、泉代表が市民からどのように見られているかを気にしていることが良くわかります。

泉代表は立憲民主党を変えようとしているようですが、代表質問前に行われた世論調査では期待が高まっていないことがすでに判明しています。

期待感が薄い泉代表。。。

党の顔である党首が変わったのですから、ご祝儀相場のような期待感の高まりや支持率の上昇があっても良いはずですが、泉代表、そして立憲民主党にはそのようなものはありませんでした。

立憲民主党の新代表に選ばれた泉健太氏に「期待する」との回答は34%にとどまり、「期待しない」は46%だった。支持政党別にみると、立民支持層では「期待する」が約7割を占めたが、無党派層では「期待する」30%が「期待しない」42%を下回った。

立民の支持率は、前回(11月1~2日調査)の11%から4ポイント低下して7%となり、日本維新の会の8%を下回った。代表選の実施は、支持率の上昇にはつながらなかった。
引用元 立民・泉代表に「期待」34%、共産との共闘「反対」63%…読売世論調査

読売新聞が12月3日から5日に実施した世論調査では、泉代表への『期待』が『期待しない』を下回り、支持率はさらに低下するという散々な結果になっています。

世論調査を気にせず、我が道を歩み続けた枝野前代表と前執行部と違って泉代表は世論調査を参考にするのでしょうか。そして枝野前代表の時から安定して低い支持率を上げる策はあるのでしょうか。

来年には参議院議員通常選挙がありますが、このような党勢で選挙戦を迎えれば立憲民主党はさらに議席を減らす可能性は多いにあります。仮に議席を減らすものならその先にはこれまでも繰り返してきた分裂が待っていると思います。

期待感の薄い泉代表が、短命の代表にならないことを願いたいと思います。

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