
APECで高市総理が台湾代表と歓談で、中国がご立腹です「高市首相はやはり信用できない」
『高市首相がAPEC=アジア太平洋経済協力会議に参加していた台湾の代表と会談し、その様子をSNSに投稿したことを受け、中国外務省は、「『一つの中国の原則』に反する」などとして、日本側に強く抗議しました』と、日テレが報じました。
韓国南部・慶州で開かれていたAPEC=アジア太平洋経済協力会議に出席していた高市首相は1日、台湾の代表として参加していた林信義・元行政副院長と会談し、その後、2人が笑顔で握手をする写真をSNSに投稿しました。
これを受け、中国外務省は、「『一つの中国の原則』に反し、台湾独立勢力に重大な誤ったシグナルを送るものであり、その性質と影響は悪らつだ」などと非難しました。その上で、「日本側に厳正な申し入れと強い抗議を行った」ことを明らかにしました。
この前日には、高市首相と習近平国家主席の初めての日中首脳会談が行われたばかりですが、中国側の関係者は、「高市首相はやはり信用できない。日中首脳会談での中国側の雰囲気も良くなかった」と述べていて、今後、中国側が高市政権に対し態度を硬化させる可能性もありそうです。
高市総理の投稿がこれです。
APEC首脳会議前に、控室で台湾の林信義総統府資政と挨拶を交わしました。 pic.twitter.com/zyK55sW62S
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) October 31, 2025
11月1日、台湾を代表してAPEC首脳会議に参加している林信義氏とお会いしました。日台の実務協力が深まることを期待します。 pic.twitter.com/AJDUkgMEnu
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) November 1, 2025
高市総理は台湾の独立について何らシグナルを送っていません。ただ、中国が過剰に反応しているだけです。
台湾は中国と香港と同様にAPEC参加メンバーです。その代表と会談することについて、中国にお伺いを立てる必要はまったくありませんし、文句を言われる筋合いもありません。
