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立民の泉代表が安保関連3文書の閣議決定を受けて『国会での議論をリードしていく』との声明を発表です⇒日本維新の会と国民民主党は提言を岸田総理に手渡しています。。。遅過ぎでしょう。。。

岸田総理が取りまとめた安保関連3文書について立憲民主党が声明を発表し反発する姿勢を見せています。

声明で泉代表は、党として『外交安全保障戦略の方向性』とまとめて、国会での議論をリードしていくとしています。

泉代表は、議論がこれから始まるとでも思っているのでしょうか。日本維新の会と国民民主党は独自の案を取りまとめ、岸田総理に手渡しています。

国会での議論をリードするとの意気込みは全く評価に値しません。あまりに対応が遅いでしょう。。。

泉代表が声明を発表。。。対応の遅さばかりが目立ちます。。。

安保関連3文書の改訂を岸田総理が閣議決定しました。この改訂は戦後の政策を大きく転換する歴史的なものになります。

その安保関連3文書改訂の閣議決定を受けて、立憲民主党の泉代表が声明を発表しました。

立憲民主党の泉健太代表は16日、政府が「安保3文書」で掲げた反撃能力の保有と、インフラ整備など防衛力を補完する予算も含め対国内総生産(GDP)比2%の達成に対し、「容認できない」との声明を出した。

声明で泉氏は、反撃能力に関し①先制攻撃とみなされるリスクが大きい②存立危機事態での相手領域内への攻撃を否定していない③専守防衛を逸脱する可能性がある-として容認できない理由を挙げた。そのうえで「わが国の防衛政策を担う責任政党として『外交安全保障戦略の方向性』をまとめ、国会での議論をリードしていく」と強調した。
引用元 立民、反撃能力「容認できない」閣議決定受け声明公表

泉代表は3つの理由をあげ、安保関連3文書の改訂は『容認』できないとしています。そして立憲民主党として『外交安全保障戦略の方向性』を取りまとめ、国会での議論をリードしたいとの意気込みも語っています。

国会での議論をリードできるような論客が立憲民主党にいるのか疑問ですが、国会での議論がこれから始まるとでも思っているのでしょうか。

立憲民主党らの一部の野党を除くまっとうな野党は、すでに議論のために動き出しているのです。

臨時国会が開会していた12月上旬に日本維新の会は馬場代表が岸田総理に安保関連3文書についての提言を提出しています。

岸田文雄首相は7日、国会内で日本維新の会の馬場伸幸代表らと会談した。政府が年内に改定する国家安全保障戦略など防衛3文書について維新から提言を受け取った。首相は「参考になるところが多々ある。最終の取りまとめに使う」と話した。
引用元 首相、維新の安保提言「最終取りまとめの参考に」

このような動きは日本維新の会に限ったことではありません。同じく12月上旬に国民民主党の玉木代表に岸田総理に提言を手渡しているのです。

岸田文雄首相は9日、国民民主党の玉木雄一郎代表と国会内で会談し、国民民主がまとめた安全保障政策に関する提言書を受け取った。玉木氏によると、首相は「かなり重なる部分もある。できるだけ吸収できるところは吸収したい」と述べた。
引用元 国民民主、岸田首相に安保政策で提言 反撃能力保有など求める

このように各党が独自案を取りまとめているにも関わらず、『わが国の防衛政策を担う責任政党として『外交安全保障戦略の方向性』をまとめ、国会での議論をリードしていく』とする立憲民主党の対応はあまりにも遅過ぎます。全く仕事をしていないのと同じです。

各党が議論をスタートしている中で、これから取りまとめる政党が国会での議論をリードすることができるわけがありません。

安全保障政策は立憲民主党が最も苦手としてきた分野です。この政策分野を取りまとめることが立憲民主党にできるとは全く思えません。やはりこの政党には期待できるものは何もないようです。

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