ジャーナリストが石破首相に直接取材「(戦後80年メッセージ)出すまでは自分は辞められない」とのことです。。。




石破首相は戦後80年談話の発表は諦めましたが、何らかのメッセージを出す意欲は残しています。

一部の野党党首からは「出すべき」と背中を押されているようですが、党内や世論の流れは「出す必要はない」になっています。

石破首相がどうするかが注目されている中、「石破総理取材歴20年」のジャーナリストが直接石破首相に尋ねたところ、「おそらくメッセージか記者会見なのか、文章かはわかりませんけども」としたうえで「戦後80年のメッセージを出したい気持ちが強い」と指摘しています。

石破首相「出すまでは自分は辞められない」

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した「石破総理取材歴20年」のジャーナリスト鈴木哲夫さんは、2日土曜の夜にも電話で直接取材したそうで、「出すまでは自分は辞められない」という意向であると話しました。

(Q.タイミングはいつぐらい?)
【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】「『それは15日は間に合わないかな』というふうに…だけど『いつか、これは必ず出したい。だからこれを出すまでは自分は辞められない』という。

これは背景があって、安全保障っていうのは石破さんの1丁目1番地で。この戦争とかにも、ものすごい実は勉強というか研究をずっと何十年やってきたんですね。

だから自分なりにやっぱりメッセージを総理大臣として出して、ただこれ旧安倍派の人たちが割と反対していて、『出すな』なんて言ってるけど、どうも中身は、安倍さんのもの(『戦後70年談話』)を覆すとか上書きする、じゃなくて、石破さんなりの平和論みたいなものだから、中身は安倍さんを否定するような、内容では、僕の取材ではないと思いますね」

引用元 石破総理「戦後80年メッセージ出すまで辞められない」意向”土曜に直接取材”ジャーナリスト鈴木氏明かす

相当思い入れが強いようですが、自民党内はいい迷惑だと思います。これではいくら石破おろしをしようとも、戦後80年メッセージを出すまでは首相の座に何としてもしがみつくということです。

自民党内から「必要ない」と強い反発がありますが、野党からも『日本維新の会の吉村洋文代表は「安倍総理の70年談話は、1番最後、今後、戦後80年、90年、100年にわたって、平和な日本を国民の皆さんと作りあげていくとくくっている。ある意味、完結している。そこで完結させたらいい」と、戦後談話をこれ以上出す必要性がないと主張。国民民主党の玉木雄一郎代表も「単なるお気持ち表明になる。70年談話は半年くらい前から有識者でいろんなことを議論した上で練りに練って作っている。石破さんの単なるお気持ち表明になっちゃうので、練られてない中で歴史認識に関わるようなことをいうべきではありません。海外に利用されるだけ」と談話発表に否定的な見解を示した』と、野田代表の後押しとは異なり、メッセージ発表に異を唱えています。

芸能界からもお笑いコンビ、ぺこぱの松陰寺太勇さんが「前回の安倍さんの談話を見る限り、もう一段落というか、若い世代に責任を押しつけないと、ひとつ終わっていると思う」と自らの考えを披露。政府は閣議決定を伴う戦後談話について、党内の反発が根強いことなどを考慮し見送りを決めていたが、石破首相が意欲を示していることに「何かまた反乱を起こすようなことはしてほしくない」と否定的な考えを示しました。

タレントのフィフィさんもXにて『石破さんが戦後80年談話を出す意向を表明、つまり石破さんがなかなか首相の座を降りないのは、コレのためか?河野談話は教科書にも載っているが、安倍さんの70年談話はスルー、それは歴史認識について”未来志向的であれ”としているから。石破さんがこれを覆す様な談話を出そうとしているのならヤバい』と指摘しています。

メディアはこれこそ世論調査をして民意を突きつけて欲しいのですが、今のところ実施した調査は見当たりませんでした。Xで個人アンケートを実施した人たちがいるようですが、「出す必要はない」が圧倒的多数のようでした。

どうしても出したいというのなら、どのような趣旨のものか党内で共有し、許可を得たうえで出していただきたいですね。




関連記事一覧