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立民の野田代表「国民は石破政権にノーという意思表示をした」も不信任案提出せず…石破内閣の延命に助力?との指摘も出ています

通常国会での内閣不信任決議案提出が注目されていましたが、立憲民主党の野田代表はアメリカの関税措置を受けた日米交渉が続くことなどを踏まえ「政治空白を作るべきではない」として提出しませんでした。

そして、参院選後の臨時国会も提出が注目されましたが、参院選で与党が大敗したにもかかわらず提出しませんでした。

立民が石破政権延命に助力?との指摘も

野田代表は参院選の結果について「国民は石破政権にノーという意思表示をした」と言いつつ、5日に閉会した臨時国会での内閣不信任案提出を見送りました。

『4日の衆院予算委では自民党派閥パーティー収入不記載事件を受けた政治改革の「落としどころ」を詰めるための党首間での協議を呼びかけ、首相も同意した。また、野田氏が首相に対し戦後80年に合わせたメッセージを発出するよう後押しし、首相が前向きに答弁する場面もあった』と報じられ、なにやら立民が石破政権の延命に助力しているようにも見受けられます。

『与野党内には、野田氏が石破政権の「延命」に手を貸しているとの批判や、自民と立民による「大連立」があり得るとの見方は消えていない』との指摘もあるようで、国会内でも疑われているようです。

立民の姿勢に小沢一郎議員も「石破内閣を信任するならいいですよ?だけど散々、批判しておいて、国会の締めの時に、それではいけませんよという党としての立場、主張を、多くの同志とともに意見を申し上げた。その時も出さなかったですが、今回も短いとはいえ、国会ですから。一方で批判しておきながら、自らの党の意思を公にしないというのは解せない」「(野党が)過半数がない時は毎回毎回、不信任案を出してきたんですよね。過半数があると出さないと…。これどういうことなんだ?と」「選挙が怖いということと同時に、政権を担う自信と責任がないんですよね。政権が回ってきたらどうしようということに。それでは国民に対して裏切り行為だと思います」と厳しく指摘しています。

これは小沢議員の言う通りだと思います。安定政権では「政権交代」を訴えて提出しているのに、不安定政権で提出しないのは全く解せません。小沢議員の言う通り「石破内閣の信任」か「選挙が怖い」として考えられません。

この様な逃げ腰ですから、大チャンスだった参院選で勝てなかったのも当然だと思います。

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