参院選東京選挙区での立民の内ゲバに党関係者も苦笑いです。有権者も呆れたでしょう。。。

参院選で国民民主党と参政党が大躍進した一方で、野党第一党の立憲民主党は大チャンスをものに出来ず、現状維持で終わり、党内から「実質負け」との声も漏れています。

外国人政策などの政策面や候補者の問題など、敗因の要素はいくつもあるようですが、東京選挙区ではある醜態を晒していたようです。

選挙中の内ゲバに有権者も呆れたか?

東京選挙区では、立民からは塩村文夏氏と奥村政佳氏の共に現職が出馬し、2議席確保を目指しました。「選挙戦が中盤に入るまで、執行部は、塩村氏の上位当選を確実視していました。午後8時に投票が締め切られるのと同時にNHKが“当選確実”を報じるだろうと。トップ当選もあり得るとの見方も取り沙汰されていました」と解説されていたようです。しかし、上位当選が予想されていた塩村氏がまさかの7位ギリギリの当選で、奥村氏は9位で落選となりました。

両候補の間にこんなゴタゴタがあったようです。

「選挙戦の中盤に、奥村氏の旗色が良くないと判明しました。すると14日に小西洋之参院議員が“自民に2議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票をお願いします!”と奥村氏への集中的な投票をSNSで呼びかけたのです」

危機感を持った塩村氏は、

「直後に“小西さんがおすすめする方法ですと、私は落選してしまいますよね”と怒気をはらんだ苦言をSNSに投稿しました」

すぐさま小西氏は投稿を削除したものの、立民関係者は苦笑い。

「投票の6日前に文字通りの内輪もめで、有権者に混乱ぶりを見せつけてしまいました。立民は国政選挙においても党内ガバナンスが効かず、二人の候補を当選に導く戦略も戦術もないことがバレてしまいました」
引用元 「蓮舫氏で票の底上げ」が大誤算! 立憲民主党が“勝てなかった”根本的理由

「立民関係者は苦笑い」とのことですが、こんなやり取りを見せつけられては有権者も呆れてしまいます。

票の底上げが期待されていた比例の蓮舫氏についても、さほどの集票効果はなく、『彼女は予想通り立民では比例トップでしたが、得票はおよそ33万票にとどまりました』とのことで、これについて『蓮舫氏は令和4年に行われた前回参院選に東京選挙区から出馬し、およそ67万票を獲得。その参議院を辞して臨んだ昨夏の都知事選挙では128万票あまりを得ていた。実績を鑑みれば「選挙制度の違いはあっても物足りないのは事実」(立民幹部)との声もうなずける』と、指摘されました。

これは執行部の大誤算でした。さらに選挙中に内ゲバを見せつけられては何を期待していいかわかりません。

「立民は国政選挙においても党内ガバナンスが効かず」とありますが、こんな政党がいまだに野党第一党で政権交代を訴えているのです。これだけの大逆風でも自民党が比較第一党でいるのは、野党第一党のだらしなさのせいでもあると思います。

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