
西村元経済産業相、石破首相の戦後80年談話は「不要」「無用な混乱を招く」との見解です
『西村氏は29日未明(午前0時40分)に更新したXで「今日(※28日)の両院議員懇談会でも意見が出ました。」と切り出した。同氏は「戦後70年談話は、安倍晋三総理が、戦後に終止符を打つために、有識者による懇談会など様々な意見を踏まえながら丁寧に時間をかけてまとめられたものです。当時、そして今も、多くの国民によって支持されているものと理解しています。また70年談話には結びにおいて、戦後80年、90年、100年に向けて日本の国づくりの理想を語っており、そうした意味でもこれ以上のいわゆる戦後談話は不要と考えています。」とし、「無用な混乱を招くおそれもあります。」とも付け加えた』とありました。
安倍元首相は「戦後レジームからの脱却」を唱え、他国からの反感もありましたが、談話発表後は各国首脳も認めるリーダーとなりました。
「日本はいつまでも謝り続ける必要はない」とする一方で日本人がやらなければいけない義務は「日本がこういう戦争をした」という事実を受け止めることです。戦後70年談話にはそれが込められていました。
安倍元首相と考えが異なる石破首相が談話を発表すればどのような内容になるか分かったものではありません。今は自身の進退について慎重に考えるべきと思います。
