立民の支持率、日本維新の会にも抜かれる。。。


代表選が行われるというのに候補者が出揃わない立民に、衝撃な世論調査が明らかになりました。

産経新聞とFNNが実施した合同世論調査の結果、議席では野党第一党の立民ですが、世論調査だと日本維新の会が立民の支持率を上回ったのです。

そして枝野代表が辞任する引き金になった衆議院議員総選挙で進めてきた候補者一本化についても否定的な意見が多いことがわかりました。

立憲民主党は党存亡の危機だと思いますが、これを機に立憲民主党と世論との間の乖離に気が付いてもらいたいと思います。

立民支持率を遂に日本維新の会が逆転。。。

枝野代表のもとで、安定して低位にあった立憲民主党の支持率は、時には5%と野党第一党とは思えない支持率を叩き出してきました。

支持率が低い中、枝野代表は大見えを切って、国会の代表質問では所信表明演説と見間違えるほどの演説を行っていました。選挙結果が明らかになり、枝野代表に待ち構えていたのは首相官邸に戻ることではなく、代表辞任でした。

枝野代表が代表の座を降りる立憲民主党ですが、その支持率は相変わらず惨憺たるものになっています。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は13、14両日に合同世論調査を実施した。先の衆院選後、10日に発足した第2次岸田文雄内閣の支持率は63・2%で前回調査(10月9、10両日)と変わらなかった。不支持率は30・7%。首相が意欲を示した憲法改正は55・5%が賛成で反対は33・9%だった。先の衆院選で躍進した日本維新の会が政党支持率を11・7%に伸ばし、野党第一党の立憲民主党(9・0%)を上回った。
引用元 第2次岸田内閣支持率63% 維新、立民上回る11%

産経新聞とFNNの合同世論調査を見ても、相変わらず低い支持率の立憲民主党ですが、衆議院議員総選挙で大躍進をした日本維新の会に支持率で逆転されたのです。

議席数では立憲民主党は野党第一党で間違いありませんが、人々は立憲民主党に期待していないのが実情のようです。

政党支持率で日本維新の会に逆転され、政党支持率上の『野党第一党』から陥落した立憲民主党には厳しい声が寄せられています。

枝野代表が推し進めてきた候補者一本化にNO。。。

選挙期間中、枝野代表は党首討論で次のように語っています。

橋本氏は各党党首に厳しめの質問をしていた。立民の枝野氏に対しては「4年経って(政党)支持率は半減した。なぜ減ったのか」と投げかけた。

枝野氏は冷静に「我々は政権の選択肢となるための努力を積み重ねてきました。そして総定数の過半数の候補者を立てることができました。あとは有権者の皆さんが、世論調査ではなく投票の結果でそれに対する評価を下していただけると思っています」と返答した。
引用元 立民・枝野代表 読売・橋本氏に支持率半減の理由問われ猛反論

世論調査を気にしない姿勢を鮮明にし、有権者の判断を仰いだわけですが、世論調査を軽視し過ぎた結果がまさかの惨敗です。

枝野代表の後任の新代表が野党共闘路線を継続するのかは不明ですが、次のような世論調査の結果があります。

先の衆院選で候補者を一本化した立憲民主党と共産党が今後も共闘すべきかを尋ねたところ、55・9%が「続けない方がよい」と答え、「続けた方がよい」(33・2%)を上回った。
引用元 第2次岸田内閣支持率63% 維新、立民上回る11%

枝野代表が進めてきた戦略に否定的な声が過半数を超えています。新代表は枝野代表以上に世論に耳を傾けるのでしょうか。それとも代表を辞任してもオーナーであることに変わりない枝野代表の路線を引き継ぐのでしょうか。

新代表が『枝野路線』を継承するのか、それとも健全な国会論戦を行っていくのか、仮に前者なら来年の参議院議員通常選挙でも惨敗は避けられそうにありません。

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