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参院比例票4位に後退の立民に泉前代表「最大野党が存在感を出せず、現役世代では『立憲スルー』状態だった」 世論調査も4位です。今のままでは野党を引っ張れないでしょう

参院選の結果を巡り、各党が総括をするようですが、深刻な大敗を喫した自民党は勿論ですが、立憲民主党も野党第一党にあるまじき結果でした。

衆院選の時以上に自民には逆風が吹いたという感想の参院選です。結果は案の定、大きく議席を減らし、参院でも与党は過半数を割れました。普通なら大きく議席を伸ばすはずの野党第一党ですが、現状維持がやっとのことでした。

この状況に立民内では危機感が募っています。

泉前代表「現役世代では『立憲スルー』状態だった」

野田代表は参院選後の22日、連合の芳野友子会長と連合本部で会談後、記者団に「比例選の伸び悩みは厳しく総括しなければならない」と漏らしていました。

党内からも危機感の声が広がっているようで『党内では、改選22議席の維持にとどまったことについて、「事実上の敗北だ」(参院幹部)との声が出ている。泉健太・前代表は21日、自身のX(旧ツイッター)で「最大野党が存在感を出せず、現役世代では『立憲スルー』状態だった」と投稿した』とのことです。

躍進した参政党は「日本人ファースト」を掲げ、国民民主党は「手取りを増やす」と「減税」を明確にし、わかりやすい政策を前面に出していたことが議席増に繋がったと言えるでしょう。一方で、立民も減税などを打ち出したものの、目立ったのは対自民批判などの政局です。

泉前代表が指摘したように、これまで通用してきたものが現役世代に通じず、結果、立民がスルーされてしまったのでしょう。それもそのはずです。立民に投票したのは主に高齢者です。これは共産党と同じ現象で、共産は選挙をするたびに議席を減らしています。今の立民には将来性がないことを物語っています。

立民は比例投票数も4位で、世論調査も参政と国民民主に追い越され4位です。野党第一党の立場を失いつつあるのですが、野田代表はまだ立民主導で野党間連携を加速させる考えを示しています。

今の石破政権に協力する野党がいないように、今の立民についてく政党も共産と社民しかないでしょう。この様な状態で野党第一党の責務が果たせるのでしょうか。

自民が変わらなければ党が持たないように、立民も変わらなければ現状維持がやがては党勢減退となるでしょう。

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