自民党の治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会が石破首相にスパイ防止法の制定を求める提言を提出です。。。

今国会では能動的サイバー防御関連法案といった重要法案が成立していますが、いつまで経っても制定出来ない法律がスパイ防止法です。

必要性こそ主張されますが、具体的な動きが今まで見えてきませんでしたが、自民党の調査会が動きました。

調査会の会長である高市議員が石破首相に対して、スパイ防止法の制定を求める提言を提出したのです。外交安全保障通として存在感を示したことがある石破首相にはぜひ制定に向けて動いてもらいたいと思います。

自民党の調査会が求めるスパイ防止法の制定

政府がいつまで経っても制定出来ない法律の一つがスパイ防止法です。いつの時代でも必要性こそ主張されますが、制定反対派に配慮してなのか制定されることはありませんでした。

必要性があるにも関わらず制定されずにきたスパイ防止法ですが、自民党の治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会が大きな動きを見せました。

同調査会の会長である高市議員らが首相官邸を訪問し、石破首相にスパイ防止法の制定を求める提言を提出したのです。

提出された提言には『諸外国と同水準のスパイ防止法の導入に向けた検討を推進すべきだ』と明記されているといいます。

この提言を提出した高市議員は石破首相と面会した後、記者団に対して『首相も強い問題意識を持っていると感じた。『しっかり勉強したい』ということなので、政府の対策に入るよう期待する』と語っています。

そして提言を受け取った側の石破首相は『偽情報への対応は急いで取り組まなければならないし、インテリジェンスの強化も問題意識を持って検討していく』と応じています。

石破首相の前向きと受け取れる発言ですが、この法案に前向きな姿勢、そして制定までこぎつけることができれば、所々で指摘されている親中政権というイメージを払拭することができるのではないでしょうか。

石破首相、政権は党からの提言を真摯に受け止め、実現に向けて動くべきです。