参院比例候補者めぐり、玉木代表が「申し訳ないという気持ち」と陳謝です

参院選比例区の候補者をめぐって批判が殺到している国民民主党です。影響は支持率にも出ていて、新聞各社の世論調査では支持率が下落しています。

それもそのはずです。山尾しおり氏と須藤元気氏は党の方向と違う発信をSNSなどでしてきたため、支持者を中心に疑念が広がり、遂にバッシングが起こり、支持率低下を招いてしまいました。特に山尾氏に至っては過去の不倫問題が再びクローズアップされ、影響は非常に大きいようです。

参院比例候補者めぐり代表が陳謝

デイリー新潮によりますと、参院比例区の候補者の報道があってから、新聞各社の国民民主の支持率は『●朝日新聞12%→8%●読売新聞13%→11%●毎日新聞15%→13%●共同通信18・4%→13・2%』とのことです。ここまで政策面で支持を集めてきた国民民主ですが、軒並み下がってしまったようです。

この状況に玉木代表は「インターネット上でさまざまな批判の声が上がっていることを全部見ているし、受け止めている」と危機感を述べています。

さらに、長年の支援者の中にも懸念が生じているとして「応援いただいている方々が、今回の擁立に懸念も心配も、危惧も持っておられることは本当に申し訳ないという気持ちだ」と陳謝したとのことです。

批判が高まるであろうことは予測できたはずです。今の人気に胡坐をかいて「大丈夫だろう」などと考えていたとしたらとんでもない危機感欠如です。一部では玉木代表について首相候補と言われていますが、残念ながらこのドタバタを見る限りでは、トップを任せるに値しないと言わざるを得ません。

また、玉木代表は『「丁寧な説明をしっかりとしていく」とし、擁立の意図について改めて理解を求めていく考えを示した』とのことですが、謝罪や説明が必要な人物を候補にするなどあまり聞いたことがありません。

客観的に見ても、人物や政策よりも知名度を優先したとしか受け取れません。期待が集まっているだけに非常に残念です。

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