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最初から最後まで軽かった国民民主党。。。すぐに協議を打ち切る無責任さは最後まで変わることがありませんでした。。。
衆院選後、一躍注目を集めることになった国民民主党ですが、注目を集めることに慣れていなかったのか稚拙な対応が目立ちました。
なにか不満があれば協議打ち切り、さらには財源論も丸投げと無責任な態度ばかりが目立ち、“対決より解決”というよりも“解決より対決”と思わざるを得ないことが多々ありました。
不倫問題で役職停止中の玉木氏がまもなく代表の職に復帰しますが、期待を裏切った政党を立て直すことができるのでしょうか。
“対決より解決”の姿勢が微塵も感じられなかった協議。。。
国民の手取りを増やすと主張し、注目を集めてきた国民民主党ですが、結局主張を実現することはできず、与党との協議を事実上打ち切ることになりました。
不倫問題で役職停止中の玉木氏に代わって、党を率いている古川代表代行は『我が党としては一応、この案ではなかなか受け入れることは難しい。これでは予算に賛成できないという話は、きょうも自公にも伝えました』と語ったと報じられました。
国民民主党が協議を打ち切るのはこれで二度目です。一度目は昨年12月、与党側の提案内容に対して納得のいかなかった古川代表代行が『まだグリーンも全然見えないような距離しか飛んでいない。このままだと日が暮れてボールがグリーンに届く前にゲームセット』と語り、協議が決裂したのです。
短期間で二度も席を立つとは、本気で国民の手取りを増やすと思っているのでしょうか。
この決裂をみても国民民主党の軽さがわかると思いますが、財源についての発言を見ても国民民主党の軽さは際立ちます。
昨年11月、財源について問われた古川代表代行は『その税目だけで見るのではなく、歳入歳出100兆円の中で与党が考えること。我々与党ではないので、全体考えてるわけではない。そこに口が出せるわけでもない、責任があるわけでもない』と語り周囲を驚かせています。
この時、古川代表代行が語った『責任があるわけでもない』という言葉が国民民主党の協議に臨む姿勢を如実に表していたのではないでしょうか。
“対決よりも解決”を標榜していながら、いざ国民からの期待が集まると“解決より対決”の姿勢だった国民民主党の姿勢をみて、集まった期待は萎んでいくに違いありません。