見出しで釣るマスコミ。。。『アベノマスクの保管費用が6億円』と政府を批判するも、大半は介護施設等に向けたもの。。。正確に報道する気はないのでしょうか。。。

衆議院議員総選挙の選挙期間中、またしてもマスコミが不正確な情報を流していました。今回標的にされたのは安倍元総理が配布した『アベノマスク』についてです。

新型コロナウイルスの国内での感染が確認された当初は、不織布マスクが不足し、安倍元総理が全世帯に布マスクを配布しました。マスコミはこのマスク配布を批判していましたが、多くの人々は感謝していました。

そして今回は『アベノマスク』が未配布で保管されている、そしてその保管だけでも6億円かかっているとマスコミは騒ぎ始めました。

しかも、見出しが明らかに釣り見出しなのです。このようなマスコミは、『マスコミ』と名乗る資格もありません。

選挙期間中でも政府を批判に傾倒する左派マスコミ

日本の命運を左右する衆議院議員総選挙が行われている中、共同通信が次のような記事を配信しました。

磯崎仁彦官房副長官は２７日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で政府が調達した介護施設向けなどの布マスク約１億４千万枚のうち、今年３月末時点で約８２００万枚が倉庫に保管されていたと明らかにした。
政府は、全世帯向けと介護施設向けなどに必要な枚数を想定してマスクを調達しており、全世帯向けは全て配布したという。磯崎氏は介護施設向けについて「一律配布から希望に応じた随時配布に見直した」とし「調達について問題があったとは考えていない」と説明した。
昨年８月から今年３月までの保管費用は約６億円に上るとされる。余剰マスクの今後の活用について、磯崎氏は「必要に応じて検討したい」と話した。
引用元　「アベノマスク」余った8200万枚、倉庫に…保管費用だけでも6億円

注目すべきは、その見出しです。『「アベノマスク」余った8200万枚、倉庫に…保管費用だけでも6億円』と見出しでは『アベノマスクが余った』ということになっていますが、全世帯に配布したマスクがこれほど残る訳がありません。

記事の中身では触れていますが余った多くは全世帯向けのマスクではなく、介護施設向けの布マスクです。つまり『アベノマスク』ではありません。

選挙期間中にこのように誤解されるような『釣り見出し』を行うことに違和感しかありません。

そしてこの『釣り見出し』に見事に引っかかってしまった人がいます。

蓮舫参議院議員、『釣り見出し』にひっかかる。。。

マスコミが選挙中に行った『釣り見出し』にあろうことか引っ掛かったのが案の上の蓮舫参議院議員です。蓮舫参議院議員は、街頭演説で次のように発言しています。相変わらず何の確認もしないで発言してしまったのでしょうか。。。

「アベノマスク」は本当に必要だったか。会計検査院の調査で8千万枚以上、115億円分がいまだに倉庫に保管をされている。半年間の保管料は6億円だ。あまりにも税金をバカにしている。この6億、安倍（晋三）さんに払ってもらった方がいいんじゃないか。
引用元　アベノマスク保管費「安倍さんに払ってもらった方がいい」　蓮舫氏

蓮舫参議院議員は記事の見出ししか見ていないのでしょうか。布マスク全部をアベノマスクとでも思っているのでしょうか。

『釣り見出し』で報じたマスコミでさえ、全世帯向けと介護施設等向けの布マスクは分けて報道しています。

発生した保管費用は安倍元総理が負担したほうがいいとの言葉はあまりに暴論過ぎます。

蓮舫参議院議員が、仮に批判できればなんでも良いと思っているなら、内容不正確でも問題ないかもしれませんが、蓮舫参議院議員はコメンテーターではなく国会議員です。国会議員が『釣り見出し』に引っ掛かるのは如何なものでしょう。

蓮舫参議院議員には、内容をしっかり読み、建設的な話ができる国会議員になることを望みたいと思います。