三菱UFJの半沢淳一頭取「信頼回復努め経営責任果たす」
貸金庫ビジネスのあり方を見直し、3月をめどに今後の方向性を決める考えも明らかにしました。
貸金庫ビジネスを巡っては、顧客は貴重品を自由に出し入れできる一方、銀行側は中身を把握しないまま預かります。
窃盗事件や紛失が起きた場合に被害の詳細を把握しづらいだけでなく、脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪の温床にもなりやすい。
同行の貸金庫を利用する顧客は現在約13万人にのぼります。
強盗事件の多発を背景に、その利便性が再注目されているものの、少子高齢化で利用者数は減少傾向にあり、銀行にとっては決して採算のいい事業とはいえません。