中国、米ロッキードに制裁 台湾への武器提供で関連企業と幹部に
産経新聞の記事によると、中国外務省は21日、台湾への武器売却を巡り米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン社の関連企業と幹部らに対し、中国の資産凍結や中国入国禁止の制裁を科すと発表した。米政府は18日、自爆型無人機や小型無人機などを台湾に売却することを承認し、議会に通知していた。と書かれています。
中国外務省は、中台を不可分の領土とする「一つの中国」原則に違反すると主張し「中国の内政への重大な干渉だ」と強く非難しました。
中国台湾地区への新たな武器売却を発表し、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケに大きく違反、中国の内政に深刻に干渉し、中国の主権と領土の一体性を著しく損なったとしています。
中国は反外国制裁法の第3、第4、第5、第6、第9、第15各条の規定に基づき、ロッキード・マーチンの関連企業と幹部に対する制裁措置を決定しています。
21日に施行するとのこと。
対象企業はロッキード・マーチン・ミサイル・システム・インテグレーション・ラボ、ロッキード・マーチン・アドバンスド・テクノロジー・ラボラトリーズ、ロッキード・マーチン・ベンチャーズの3社。中国国内にある動産、不動産、その他の財産を凍結するようです。
本当に戦争の火種というのはいたるところにあるのだと再確認させられます。