自民党総裁選への出馬を目指す加藤元官房長官。今こそ加藤元官房長官のように経済に明るい人が総理総裁に就くべきではないでしょうか。
自民党総裁選をめぐり、10人を超える人が出馬を模索しています。その1人が加藤元官房長官です。
推薦人確保に奔走している加藤元官房長官ですが、ブルームバーグのインタビューで日本経済について言及しています。
自民党総裁選をめぐっては、出馬を表明している人もいますが、経済について多くは聞こえてきません。
しっかりとした日本経済の考察を持つ加藤元官房長官のような人物が国のトップに就くべきではないでしょうか。
インタビューで語った日本経済の考察
自民党総裁選への出馬を表明するため、今週何人かが出馬会見を予定していると報道されています。
出馬を表明するのは構いませんが、具体的な政策を持っているのでしょうか。少なくとも現時点で表明している人物の政策は多くの人には伝わってきていません。
政策よりも人気が優先しそうな自民党総裁選ですが、1人がブルームバーグのインタビューで日本経済について言及しています。
その人物こそ、官房長官や厚生労働大臣等を歴任した加藤氏です。
加藤元官房長官は日本経済について、『物価や金利が動かなかったことでいろんな構造的ゆがみ』を作ってきたと指摘した上で、『今やっと動かせるようになってきた』と語ったのです。
そして日本の経済の現状について『まだ健康体とは言い切れない』と指摘し、追加利上げについては『将来において目指すべきもの』としながらも『丁寧な対応』を取るように求めました。
また労働力不足の中で生産性を上げる投資を徹底的に行うことで転換期にある経済の『流れを強めていける』とも語っています。
経済をめぐっては、8月上旬に日経平均株価が大暴落と大高騰した時がありましたが、そのような状況下で新たに総理総裁に就くのは経済について明るい、そして語ることができる人物が適任なのではないでしょうか。