フェイスブック、インスタグラムの偽情報対策調査

産経新聞の記事によると、欧州連合（ＥＵ）欧州委員会は１６日、交流サイト（ＳＮＳ）のフェイスブックとインスタグラムを運営する米ＩＴ大手メタに対し、偽情報対策が十分かどうかを調べるための情報提供を要請した。ＳＮＳへの投稿を研究者らが監視できる機能をメタが廃止したことを受け、代わりとなる機能の提供計画を調べる。
と書かれています。

要請は、偽情報などの違法コンテンツ排除を目的とした巨大ＩＴ規制「デジタルサービス法（ＤＳＡ）」に基づいています。
報告期限は９月６日となり、回答が不十分だった場合、制裁金を科される可能性があるとのことです。
メタが廃止した機能「クラウドタングル」は、研究者やジャーナリストが、ＳＮＳでの陰謀論やヘイトスピーチの拡散を追跡するために活用していました。
欧州委は欧州議会選に先立つ４月、ＤＳＡに基づきメタへの調査を開始しています。