G7サミットで途上国「支援」から「協調」へ




21日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)では、世界経済の安定に、G7以外の新興国や途上国など「グローバルサウス」と呼ばれる国々の存在感が高まっていることが改めて浮き彫りとなりました。

経済成長だけでなく、経済安全保障の観点からも重要性は増しており、G7による「支援」から「協調」へと関係性も変わりつつある。

「グローバルサウスを含む国際社会全体の経済的な強靱(きょうじん)性と経済安全保障を強化していくことが必要だ」

同日の議長国会見で岸田文雄首相はそう強調した。G7サミットで経済的な威圧行為を繰り返す中国を念頭に、対抗する新たな枠組みの立ち上げに合意できたこことは、経済分野における大きな成果だ。同志国間でのサプライチェーン(供給網)の強化にも取り組む。
G7サミット 途上国「支援」から「協調」へ 役割増す日本

日本はこれまでもアジア諸国と良好な関係を築いており、中国依存という点でもこうした国々と同じ目線に立つことが可能です。
G7とグローバルサウスの橋渡し役として、日本の役割も大きくなってきています。




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