世界システム障害、混乱は収束へ




産経新聞の記事によると、界的な大規模システム障害は、運輸や金融といった基幹インフラに打撃を与えたほか、病院や政府機関にも影響が出て、20日も一部でなお余波が残ったが、混乱は収束へと向かった。原因となったセキュリティーソフトを提供する米IT企業クラウドストライクは「前例のない規模」の復旧作業を急いだ。19日に航空便の欠航があった日本国内の空港では20日、おおむね通常通りの運航に戻った。

と書かれています。

障害は米IT大手マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)ウィンドウズ搭載のシステムで発生しました。
クラウドストライクのソフトの更新プログラムにあった欠陥が原因だったとのこと。
26日に開幕するパリ五輪の各国選手団の到着便やユニホームの配送に影響したほか、米国の一部で緊急通報にも影響が出たことで大きな話題となりました。
クラウドストライクのソフトは、サイバー攻撃への先端的な対策とされ、各国の名だたる大手企業が採用しており、影響が広がったと見られています。
世界的に起こったこのシステム不具合。1〜2日の影響だったとしてもその被害は計り知れないものがあります。




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