アルメニア、「タイプA」パビリオンを断念 デザイン決定後に異例の決定




産経新聞の記事によると、2025年大阪・関西万博へ独自に設計・建設する海外パビリオン「タイプA」の建設を予定していたアルメニアが出展を断念したことが分かった。建設業者とも決定し、すでに走り出していた中での異例の自前パビリオン撤退。デザインの構想もすでに固まっており、今月25日から開催される国際参加者会議(IPM)に合わせてパビリオンの概要を発表する方針だった。「完成に向けて全力で取り組んでいたのに」-。デザインを手掛けていた建築家の男性は肩を落とす。と書かれています。

建設資材の高騰などで建設業者の選定に苦労する中、今年5月末には建設業者も決定しました。
同国にとっては今回の万博が初めての自前パビリオンとなり、まさに国の威信をかけた大掛かりなプロジェクトが始動していたとのことです。
関係者によると、準備を進めていた中、5月末に同国北部で洪水が発生しました。
復興への支援が必要となる中、万博への予算措置を講じることが困難となり、タイプAの断念を決定。建物の一部区画を借りる「タイプC」に移行する方針で協議を進めているといいます。
開催の迫る万博ですが、他にもこういった問題が起きないことを祈るばかりです。




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