IR誘致に動いた関西財界、認定を歓迎。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)で、大阪府市の整備計画が認定されたことを受け、誘致を推進してきた関西財界からも歓迎の声が上がりました。
令和11年開業予定のIRは、7年の大阪・関西万博後の経済成長の起爆剤になるとの期待が大きい。国際会議や展示会を開くMICE(マイス)施設活用による関西の国際競争力向上も重要になる。
「(予定地の)夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)が観光やビジネスの拠点として発展し、関西・日本観光のゲートウェイ(玄関口)となることを期待する」。関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)はこうコメントし、IR計画の認定に歓迎の意を示した。
IRは施設全体の収益の柱にカジノを据えるのが一般的です。
大阪も売上高の約8割をカジノが占める想定でカジノが注目されがちだが、併設するマイス施設の活用による関西の国際競争力強化への期待も大きくなっています。