高水準の賃上げ、20~30代の若手に集中
産経新聞の記事によると、内閣府は27日、今春闘を踏まえた賃金水準の分析結果を発表した。東京都内の大企業を中心に、今年4月の平均賃金を年代別に前年同月と比較したところ、20代以下が3・6%、30代が3・5%上昇した一方、40代は2・9%、50代は1・2%の上昇にとどまった。と書かれています。
給与計算代行サービスを手がけるペイロールのデータを内閣府が分析しました。
東京都内の大企業などに勤める約2万5千人分の基本給と固定の手当などが対象となっています。
27日開かれた月例経済報告の関係閣僚会議で示しました。
高水準の賃上げとなった2024年春闘の恩恵は、濃淡があるものの幅広い年代に及んでいるといいます。
23年4~7月の平均賃金を前年同期と比べた上昇率は、20代以下が3・1%、30代が2・4%、40代がマイナス0・1%、50代がマイナス0・1%という結果になりました。
単純比較はできないが、今年4月は40代、50代の中高年にも一定の賃上げが広がった様子が浮かび上がりました。
まだまだ物価高騰が続く世の中ですが本当にもう少し、住みやすくなってくれることを祈るばかりです。