立民の泉代表『自民党に自浄作用はない』⇒立民にはあるのでしょうか。。。安住議員、梅谷議員らの問題に対処したのでしょうか。。。

立民の泉代表がまたしても身内に甘い姿勢を示しています。政治資金問題をめぐって自民党の対応が甘いことを前提に、『自民党に自浄作用はない』とSNSに投稿したのです。

ですが、立民に自民党を批判できるほどの自浄作用があるのでしょうか。

安住議員の政治資金収支報告書不記載、梅谷議員の公職選挙法違反疑惑に自浄作用を発揮しているのでしょうか。他党を批判する前に、自党の姿勢を改めるべきです。

自らの姿勢を棚上げしている泉代表

通常国会が始まって以降、一貫して政治資金問題で自民党を批判し続けている立民ですが、政治倫理審査会が開催された以降もその姿勢に変化はありません。

自民党の下村議員が政治倫理審査会に出席した後、泉代表はSNSに『自民党に自浄作用はない。総選挙という国民による外圧で政治を変えるしかない。』と投稿し、批判をしています。

『自民党に自浄作用はない』とする泉代表ですが、立民には自浄作用はあるのでしょうか。

自民党の政治資金問題を追及している間に、立民議員にも不祥事が発覚しています。立民の国会運営の要、国会対策委員長を務める安住議員には昨年11月に政治資金収支報告書の不記載が発覚しました。

この時の対応は、安住議員が国会内で記者団に対して『恥ずかしい話だが、私の責任なので申し訳ない』と語っただけで、不記載について別途記者会見を開催した、党から処分を受けたとの報道はありませんでした。

そして梅谷議員に至っては公職選挙法違反疑惑が報じられ、本人が国会内で『私の認識不足であり、軽率だったと深く反省している。』と語ったのみで、別途記者会見を開いたこともなく、いまだに党からの処分も下っていません。

この安住議員、梅谷議員の問題への対応を見れば、立民に自浄作用があるとは思えません。

泉代表は所属議員への対応は問題ないとでも思っているのでしょうか。このような対応をしておきながら、『自民党に自浄作用はない』と批判しても何一つ説得力はありません。

自民党に自浄作用を求めるなら、その前に自らが率いる立民の自浄作用を発揮するべきだと思います。

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