所属議員の公職選挙法違反疑惑について『今後も必要があれば説明すべきだ』と語る泉代表です。。。他人事なのでしょうか。
政治資金問題で自民党への攻勢を強めている立民ですが、泉代表が現状だと来年度予算案の3月2日までの衆議院通過は容認できないと厳しい姿勢を示しています。
3月2日は年度内成立が確実なる期限にあたります。
自民党に対しては厳しい姿勢の泉代表ですが、所属議員に対してぬるい対応が散見されています。所属議員の公職選挙法違反疑惑に対して『今後も必要があれば説明すべきだ』としたのです。
自民党には執拗に説明を求めるにも関わらず、所属議員には何故『説明しろ』と言わないのでしょうか。
身内には『説明しろ』と言えない泉代表。。。
政治倫理審査会をめぐって攻防が繰り広げられていた通常国会ですが、立民を率いる泉代表は『より多くの自民議員が語らなければ、予算審議は進められない』と強気の姿勢を崩していません。
強気の姿勢の泉代表ですが、問題も抱えています。それは所属議員の公職選挙法違反疑惑です。この疑惑について泉代表が見せた姿勢は自民党に対してのものと真逆のものでした。
泉代表は『幹事長が情報収集と事実確認をしていて、さらに何か判明する事実があれば厳正に対処しなければならない。本人が説明責任を果たし終えているとは考えておらず、今後も必要があれば説明すべきだ』と所属議員の公職選挙法違反疑惑について語ったと報じられています。
説明責任を果たし終えていないことは泉代表が言わなくても一目瞭然です。疑惑が浮上した議員は記者からの取材に答えましたが、『認識不足』『軽率』を繰り返し、記者の質問に正面から答えない姿勢が目立っていました。
『今後も必要であれば』と泉代表は語っていますが、どのように見ればこのような発言になるのでしょうか。代表として『説明責任を果たせ』『説明しろ』とは何故言えないのでしょうか。
政治資金問題で揺れる自民党の議員は記者会見を開いて説明しています。公職選挙法違反疑惑が浮上した立民議員も自民党議員に倣って記者会見をするべきです。