小沢氏「普通なら政権交代が当たり前」「国民が怒らなければ、国が壊れてしまう」と訴えますが。。。

自民党派閥の政治資金パーティー問題を巡って、立民などの野党が追及を強めています。

特に立民はこの機に乗じて政権交代を狙っています。小沢一郎議員は、自身のXにて「普通なら政権交代が当たり前の腐敗政治」と指摘しました。

普通なら小沢氏が指摘するように、政権交代に繋がりかねない不祥事ですが、なぜかその気配がありません。

小沢氏「普通なら政権交代が当たり前の腐敗政治」と訴えるも、笛吹けども踊らず。。。

小沢氏は19日、Xに「自民は楽しみ、国民は苦しむ。自民は豊かに、国民は貧しく。自民は脱税、国民は納税。自民に甘く、国民に厳しく。自民は明るく、国民は暗く。そんな自民をまだ笑って支持するなら、国民にはますます厳しく醜い国になる。普通なら政権交代が当たり前の腐敗政治。国民が怒らなければ、国が壊れてしまう」と、投稿しました。

確かにこの点については、自民党は猛省し出直さなければいけません。政権交代が起こってもおかしくない事態です。国民も怒っています。その証拠に、内閣支持率も自民党の支持率も、新聞各社の世論調査で過去最低と報じられています。

本来なら、立民にとっては大チャンスで、政権交代を実現するにはまたとない好機ですが、いくら小沢氏らが政権交代を訴えてもまるで実現しそうな気配がありません。国民の支持がないからです。

普通なら内閣・与党の支持率が落ち込めば、野党第1党の支持率が上がってくるはずですが、立民は相変わらず1桁をキープしたままです。2009年に民主党政権が誕生した時は、自民党の支持率を民主党が上回っていました。このように、世論調査の中でも、支持率については政権交代の目安になります。

小沢氏のほかにも、泉健太代表や岡田克也幹事長が政権交代をしきりに訴えていますが、一向に支持が集まりません。笛吹けど踊らずの状態です。

原因は、基本政策・立民の対決姿勢・共産党との連携など、政策や方針などで、数々の要因があると思われます。伝家の宝刀のブーメランと言いますか、自分のことは棚上げにして他党を批判していることも国民から不信感を買っていると思われます。あと、民主党政権の失敗を、国民が鮮明に覚えていることもあるでしょう。

もっと現実を直視した方がいいと思います。

本当に政権交代を実現したければ、他党の批判よりも、立民が支持される党に生まれ変わることが必要なのではないでしょうか。

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