携帯大手2社が減益 KDDIはデジタル化支援好調で増益




産経新聞の記事によると、携帯電話大手3社の2023年4~12月期連結決算が8日、出そろった。NTTドコモは金融事業関連の損失などで最終利益が前年同期より減少。ソフトバンクも前年にスマートフォン決済PayPay(ペイペイ)の子会社化に伴う利益を計上した反動で減益だった。KDDIは企業のデジタル化支援事業が好調で増益を確保した。売上高は全社が増収だった。と書かれています。

ドコモの最終利益は前年同期比2・5%減の6275億円。クレジットカード「dカード」を巡る損失計上が響きました。
KDDIは売上高が2・0%増の4兆2655億円、最終利益が2・3%増の5455億円。
楽天モバイルへの回線貸し出し収入の減少を、好調なデジタル化支援や金融事業で補ったかたちとなります。
フトバンクの売上高は3・8%増の4兆5115億円、最終利益は20・0%減の4066億円となりました。
主力の携帯事業は通信料値下げの影響が一服したことで、増収に転換しました。




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