能登半島地震で被害を受けた北陸地方の支援策、「北陸応援割」の実施

岸田総理は、能登半島地震で被害を受けた北陸地方の支援策として、3月から4月にかけて、北陸4県への旅行代金を割り引く、北陸応援割の実施を考えています。

TBS NEWS DIGの記事によると、「3月の北陸新幹線、金沢-敦賀間開業の機会もとらえて、正確な情報発信と集中的な観光プロモーションを行いつつ、ゴールデンウイークまでの3月、4月を念頭に1泊2万円を上限として実施したい」と述べました。と書かれています。

また地震の影響で、営業可能な地域でも宿泊施設の予約キャンセルの懸念点については、3月に予定する北陸新幹線の金沢～敦賀間開業に合わせて、集中的な観光プロモーションを実施する考えであり、能登地方については、適切なタイミングで、手厚い観光需要の喚起策を検討する方針です。

被災者生活再建支援金の実施

能登半島地震の被災者支援に関し、住宅が全半壊した世帯に支給する被災者生活再建支援金の増額に慎重な姿勢を示しています。

また生業の再建について、中小・小規模事業者の施設復旧費用を1件最大15億円補助、伝統的工芸品産業の災害特別支援枠の設置、商店街による事業開催費用の補助、農業・漁業用施設や機材の復旧支援を考え、事業の早期再開について検討しています。