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台湾、民間の寄付金が25億円超に!台湾取材陣も、深刻な被災状況に取材の傍ら全力の支援活動!ミスリードで被災者を惑わす日本の一部メディアは恥ずかしくないのですか?

台湾政府は、能登半島地震を受け、民間から寄付金を募っていましたが、19日の締め切りで約25億6千万円も集まったそうです。5日から募金を開始し、2週間で13万4千件余りの人々が募金をしてくれました。本当に感謝です。

しかし、日本を支えてくれるのは、台湾の民間人だけではなく、台湾メディアも秘かに、取材の際に被災地で支援活動をしてくれていました。

台湾メディア、取材に現地入りも、深刻な状況に全力で支援

台湾の大手メディア「鏡週刊」の取材チームは、発災翌日に被災地に入りました。被災地の様子を台湾の人たちに伝えたいと現地に入り、被災地に迷惑をかけないよう取材をしていました。しかし、想定していたよりも深刻な事態に、台湾の記者は『「金沢の方に大きな売店があったんで、車内が空いていますし、被災者たちに何か救援物資を持って行こうと思って色々買って持って行きました」と、取材だけでなく、全力で支援活動を続けてきました』。と、自分たちも何かしなければという思いに駆られ、慣れない地での大変な取材の傍ら、支援活動もしていたのです。

そして、台湾の記者はこうも語っています

『我々には“あげる方は、受ける方よりももっと幸せ”ということわざがあります。自分たちは被災していなく、人に支援できる立場にいるので。自分たちにとっても幸せなことだから、助けようと思った』

台湾の人々が日本が震災に襲われる度に支援してくれるのは、過去に受けた恩を忘れないという恩義からくるだけでなく、こういったことわざも広く浸透しているからなんですね。素晴らしい考えだと思います。まさに世界平和に繋がる考え方ではないでしょうか。

さらに、台湾の取材陣は粋なことをしています。

『総統選挙を取材するため、予定より1日早く帰ることになった彼らは、宿泊先をキャンセルせず、1泊分の代金を余分に支払い、「被災者のために部屋を使ってほしい」とホテルに申し出ました』というのです。被災地全体を考えると非常に微々たることですが、その気持ちに胸が打たれました。

一方で、日本の一部メディといえば、政府や自治体の被災地対応について、不備がないか、重箱の隅をつつくようにあら探しをして、なにかあれば過剰に問題視して被災者の足を引っ張ろうとしています。当然ですが、日本の取材陣が現地で支援活動をしたなどという話は聞こえてきません。しかし、報道ではミスリードや印象操作も日常的に行われています。日本の記者たちに支援活動をしろとは言いませんが、せめて、災害などの緊急時の際には、真実のみを伝えていただきたいと思います。本当に、日本のメディアには、台湾取材陣の爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。

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