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立民・泉代表『政権を目指す年』と発言。。。『次の次』ではなかったのでしょうか。。。小沢氏の批判が効果てきめんですか?

野党結集に執念を燃やしている立民の泉代表が、国会内で行った講演で『今年は明確に政権を目指す年だ。』と語り、政権交代への意欲を語っています。

政権交代を目指すという明確な目標ですが、泉代表は昨年『次の次の総選挙』で目指すと語っていました。野党第一党にとって最も大事な政権交代のビジョンがどうしてコロコロと変わるのでしょうか。

『次の次』発言を行った際、立民の重鎮、小沢氏からは批判の声が上がりました。小沢氏の批判が効果あったということなのでしょうか。

政治家の唯一にして最大の武器は言葉です。ですが、コロコロと発言を変えていては信用を失うと思います。

言うことがコロコロ変わる泉代表

自民党を批判できる材料を得て、生き生きとしているのが立民の泉代表です。自民党批判が立民の支持率につながると未だに妄信しているのでしょうか。

その泉代表が国会内で講演を行い、『今年は明確に政権を目指す年だ。立民単独過半数ではないが、自民党過半数割れの環境はつくれる』と語り、政権交代への意欲を示しています。

政権交代への意欲を示すのは当然のことだと思いますが、泉代表の昨年の発言は一体なんだったのでしょうか。

昨年11月に大学で講演をした際に、泉代表は政権交代について『5年で政権交代を考えている。これを言うとまた怒る人もいる。野党第1党たるもの、次の(衆院)総選挙で政権交代は当たり前だという人はいる。理想論は間違いなくそうだ。でもそのためには候補者がいて、一人ひとりが勝てるような状況も作らなくてはいけない。いくつもクリアしなければいけないことがある。』と語り、次の衆議院議員総選挙ではなく、次の次の衆議院議員総選挙で政権交代を目指す考えを示していたのです。

このように語っていたにも関わらず、一体なぜ『今年は明確に政権を目指す年だ。』と戦術を変えたのでしょうか。

次で目指すのは理想論と語り、泉代表自身は現実を直視しているものだと思っていましたが、どうやら泉代表も理想論の人に成り下がったようです。

泉代表が『次の次』発言をした際、立民の小沢氏は『野党第1党が次の衆議院選挙で政権を目指さないと言ったら支持する国民はいなくなる。最初から『政権は必要ありません』という話だったらますます支持者は離れる』と猛烈に批判しています。

泉代表の変遷は良く言えば、『党内の意見に耳を傾けた』、悪く言えば『芯がない』ということになると思います。

泉代表のこれまでの言動を見ていると後者のように思えてなりません。

発言がコロコロ変わる政治家を一体誰が信用するのでしょうか。泉代表は『今年は明確に政権を目指す年だ。』と今年を位置づけていますが、少なくとも機運が高まることはないと思います。

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