万博の海外パビリオン「タイプX」、9棟建設へ
産経ニュースの記事によると、2025年大阪・関西万博の運営主体・日本国際博覧会協会(万博協会)が建設を代行する簡易型の海外パビリオン「タイプX」について、最終的に9棟を建設することが12日、分かった。協会は25カ国分(25棟)を先行発注していたが、各国の準備状況などを踏まえ最大9棟で対応できると昨年末までに判断した。
と書かれています。
協会によると、12日時点で建設業者と契約を結んだのは35カ国とのことです。
タイプXへの移行を表明しているのは3カ国で、協会が建てた施設を複数国が共同使用する「タイプC」には2カ国が移っています。
協会はタイプXに関し、ゼネコン3社に25棟分の設計や資材確保を先行発注していました。
不要となる16棟分の資材は、万博以外の用途向けに売却するなど有効活用するとのことです。
建設する9棟については、1棟に複数国が入る可能性もあります。
タイプXとして使用しない施設が出た場合は、協会が何らかの目的で使うことになります。
建設の大幅な遅れや税金の追加投資など何かと問題が多い万博ですが、果たして無事開催、成功できるのでしょうか。