EU、偽情報でX正式調査 「暴力的内容が氾濫」
産経新聞ニュースの記事によると、欧州連合(EU)欧州委員会は18日、米短文投稿サイトX(旧ツイッター)に対し、違反した場合に制裁金を科すEUのデジタルサービス法(DSA)に基づく正式な調査を始めた。イスラム組織ハマスのイスラエル奇襲後、ガザ情勢の偽情報や暴力的内容が氾濫したことなどを受けた措置。欧州委によると同法に基づく正式調査は初めて。と書かれています。
欧州委はガザ情勢を受けて巨大IT企業に対する圧力を強めていて、今後、X以外のソーシャルメディアが調査の対象になる可能性もあるとのことです。
DSAは偽情報などの違法コンテンツの排除を巨大IT企業に義務付け、違反した企業には世界における売上高の最大6%の制裁金を科します。
欧州委は、Xが取ってきた違法コンテンツ拡散や情報操作への対策が十分かどうかなどについて確認するとしました。