十倉経団連会長、消費者物価の伸びについて「一過性。持続的でない」

経団連の十倉雅和会長は18日、東京都内で記者団の取材に応じました。
10月の消費者物価指数（CPI）が40年8カ月ぶりの伸び率になったことについて、「円安が加速し、エネルギー価格も上がっていたので一過性のもの。持続的なものとは思っていない」との認識を示しました。

十倉会長は、防衛費増額の財源に法人税引き上げが検討されていることにも触れ、「ロシアのウクライナ侵攻、台湾海峡問題、北朝鮮のミサイル発射などで安全保障の重要性をひしひしと感じている。防衛費は広く薄く国民全体で負担するというのが経団連の考え方だ。法人税が独り歩きするのは腑に落ちない」と述べ、法人税引き上げに反対の立場を強調した。
引用元　十倉経団連会長、消費者物価の伸びは「一過性。持続的でない」

岸田文雄首相と中国の習近平国家主席が日中首脳として約3年ぶりの対面会談を行ったことについては「非常に意義のあることだ。日本と中国はお互いの国の立場、価値観などで相違があるのは事実だが、政治レベルで多層の交流、対話の場が持たれることを期待する」と語りました。

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