野党に大激震??先の衆院選において野党系無所属で当選した議員が自民党の支部長に就任です。。。
常在戦場の衆議院ですが、ここにきて各党が候補者の擁立を懸命に進めています。そんな中野党にとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。
先の衆議院議員総選挙で野党系無所属として出馬し、自民党候補を破った人物が自民党の支部長に就任したのです。
ただですらまとまらない野党各党にとって今回の一件を受けても共闘を進めるつもりなのでしょうか。。。
野党共闘で当選するも、自民党支部長に就任。。。
次の衆議院議員総選挙でも共闘を画策している一部の野党ですが、その共闘の根底を揺るがす事態が起こりました。
先の衆議院議員総選挙で徳島1区から野党系無所属として出馬し、当選を果たした仁木議員が驚くことに自民党の支部長に就任したのです。
当選当初、朝日新聞は仁木議員の当選について『事実上の野党共闘候補として市民団体「オール徳島」や共産から支援を受け』と報じていました。
オール徳島、日本共産党から支援を受けていたにも関わらず、まさかの自民党の支部長就任に関係者は驚き呆れていることだと思います。
当の本人は自民党の支部長就任に際して記者会見を行い『与党でなければできないことがある。苦渋の決断だった』と語っています。
無所属とはいえ、野党系の国会議員の自民党の支部長就任は野党にとって大激震だと思います。立民に所属する吉川さおり議員は先の衆議院議員総選挙で徳島1区に応援に入り、『徳島1区の選択肢は、自ずと仁木博文さんしかありません。』とホームページに記しています。
応援に駆け付けた人物のまさかの自民党入りに何を思うのでしょうか。
仁木議員が支部長に就任したことによって、自民党は着々と候補者を選定していることがわかりますが、遅々として候補者選定が進まないのが野党第一党の立民です。泉代表は先日の記者会見で『支持率で与党と野党の差が大きい中で、候補者を立てるのも大変だ』と発言したと報じられています。その大変さは数字にも表れています。泉代表は150議席獲得できなければ代表を辞任する考えを以前示していましたが、10月2日時点で報道によると擁立は158人にとどまるというのです。
代表辞任ラインとわずか8しか差がありません。
候補者の擁立に苦戦する一方で、現職の野党系無所属は野党に見切りをつけ自民党に移っていきました。
野党は政治家志望者、そして現職の無所属にとって魅力的な選択肢にはなっていないように思えます。
野党は共闘というような手段に走るのではなく、まずは党としての魅力をアピールすべきなのではないでしょうか。選挙の度に小手先の選挙テクニックで有権者を欺くことが良いことだとは全く思えません。