沖縄県知事のまさかの対応です。。。辺野古の工事の設計変更申請の承認を拒否。。。法的義務にすら従わない姿勢を見せています。。。

民主党の鳩山元首相が『最低でも県外』と発して以来、普天間基地の移設問題は混とんとした状況が続いています。

政府は普天間基地の辺野古移設を決定し、工事粛々と進めていますが、ここにきて驚きの事態が発生しました。工事の設計変更の承認について最高裁で争われ、沖縄県に承認を義務付ける判決が下りましたが、玉城知事が国からの承認指示を拒否するというのです。

最高裁の判決に従わない首長など前代未聞です。司法システムすら守ろうとしない人物に県知事はもちろん、政治家としての資質があるとは思えません。

承認拒否。。。最高裁判決すら否定する玉城知事

最高裁で争われた国と沖縄県の係争ですが、9月に沖縄県を敗訴とする判決を最高裁が下しました。

最高裁が判断したことによって膠着状態であった辺野古移設が進むものと思いましたが、玉城知事は誰もが想定すらしなかった暴挙に出ました。

最高裁が沖縄県側の主張を退ける判決を下したことによって、沖縄県は工事の設計変更を承認する法的義務を負うことになりました。このことを受けて、斉藤国交相が工事の設計変更申請を承認するように沖縄県に指示を出しましたが、玉城知事は『期限までに承認するのは困難』と回答したというのです。

最高裁の判決に従わないとは日本の司法システムをなんだと思っているのでしょうか。

県庁内では知事に対して、『司法の最終判断には従うべきだ』という進言があったと言いますが、玉城知事は最終的に承認しないという判断を下したといいます。

辺野古移設阻止のためなら手段も選ばないというのであれば、玉城知事がやっていることは活動家と同じだと思います。

玉城知事は9月に訪問した国連人権理事会の演説で『日本政府は、貴重な海域を埋め立てて、新たな基地建設を強行している。県民投票という民主主義の手続きで、明確に埋立反対という民意が示されたにもかかわらずだ』と語っていました。

司法という手続きよりも、県民投票を優先するつもりなのでしょうか。最高裁判決に従わない人物が『民主主義』などの高尚な言葉を使ってもご都合主義に映るだけです。

今回の一件で玉城知事は最高裁判決に従わなかった知事として、ネガティブな意味で歴史に刻まれることになります。

今後は国が地方自治体の事務を代執行する前例の事態が待ち構えています。玉城知事には沖縄県政を担うだけの資質があるとは思えません。一日も早く、県知事としての重責を肩から降ろし、いち活動家になるべきだと思います。

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