新型コロナウイルスのワクチン接種回数の調整を検討
新型コロナウイルスのワクチンは、感染症の症状を軽減し、重症化を防ぐために開発され、感染拡大の抑制に大きな効果をもたらしています。
来年度からの新型コロナウイルスのワクチン接種について、厚生労働省が、65歳以上の高齢者や重症化リスクのある人を対象に、秋から冬に年1回行う方向で調整していることがわかった。これまでは全額公費負担だったが、自己負担が生じる可能性がある定期接種への移行を検討している。
コロナワクチンは今年度末までは、予防接種法で「まん延予防上緊急の必要がある」場合のみに認められる臨時接種で実施されている。厚労省の専門家部会で、来年度以降のあり方が検討されている。
関係者によると、来年度以降は、高齢者や基礎疾患のある人らを対象に、高齢者の季節性インフルエンザなどと同じ定期接種への移行を検討しているという。個人の重症化予防が目的で、年に1回の接種となり、自己負担が生じる可能性もある。
今年の秋冬の接種は20日から始まる。生後6カ月以上のすべての世代が対象で、オミクロン株の亜系統「XBB」に対応するワクチンを使う。
ワクチン接種を受けた方は、感染しても症状が軽く、入院や重症化のリスクが低くなり、新たな変異株にも対抗する有効性があります。
新型コロナウイルスのワクチンは、感染拡大の抑制、症状の軽減、変異株への対抗力、経済の回復において重要な役割であり、ワクチン接種は、個人と社会全体の健康を守るために非常に効果的な手段であります。