バイデン氏、AI規制へ米大統領令準備




バイデン米大統領は21日、人工知能(AI)開発で主導的な立場にあるマイクロソフトやオープンAIなど7社のトップとホワイトハウスで会談しました。

バイデン氏は各社が責任ある技術革新のための自主的な取り組みに合意したことを歓迎。今後数週間のうちに大統領令を出すとともに、議会と協力して法律の制定も目指すと表明した。

バイデン氏は「今後10年、あるいは数年のうちに、過去50年に起きた規模を超える技術的な変化を目の当たりにするだろう。AIは世界中の人々の生活を一変させる」と指摘。がん研究や気候変動対策といった課題の解決に役立つAIへの投資と同時に、安全の確保が必要だと強調した。
バイデン氏、AI規制へ米大統領令準備 開発各社も安全対策

開発企業に向けて
①新しいサービスを公開する前に安全性を確認する
②悪用のリスク管理に努め、取り組みを業界全体で共有する
③AIが作った映像や文章が識別できるような技術を導入する

など利用者が十分な情報を得られるようにする―との3つの原則も示しました。



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