生命保険協会、来年度改正で子育て世帯の減税要望へ
生命保険協会は21日、来年度の税制改正要望を発表した。子育て世帯を対象に、所得税などの減税を求めます。
岸田文雄政権が子育て支援を最重要政策の一つに掲げる中、子育て世帯が保険を利用しやすい環境を整えたい考えです。
要望では、扶養する子供がいる場合の一般生命保険で、所得税の保険料控除の限度額を現行の4万円から6万円に引き上げるよう要求。介護医療保険と個人年金保険については、それぞれ4万円から5万円に上げるよう求める。
また地方税の住民税の控除限度額に関しても、それぞれの保険で控除を7000~1万4000円引き上げることを要請する。
生保協、子育て世帯の減税要望へ 来年度改正で
生保協会は令和5年度改正では子供の有無にかかわらず限度額を引き上げるよう要望したが、6年度改正では対象を子育て世帯の優遇を求めることにしています。