中国当局、アリババ傘下のアント・グループに1400億円もの罰金




中国当局は7日、中国インターネット通販最大手のアリババ集団傘下で電子決済サービス「アリペイ」を運営するアント・グループに71億2300万元(約1400億円)の罰金を科したと発表しました。

大手IT企業の規制強化に一区切りつけるものとみられる。

中国証券監督管理委員会などの発表によると、ガバナンス(企業統治)や消費者保護などに違反行為があったという。発表文は、プラットフォーマーと呼ばれる大手IT企業が展開する金融事業について「現在、大部分の際立った問題は改善された」と強調した。
中国当局、アリババ傘下のアント・グループに罰金1400億円

アリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が金融行政に批判的な発言をしたことが引き金になったとされており、21年には当局がアリババに独占禁止法違反で約182億元(約3600億円)の罰金を科しました。




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